香港学習塾 epis Education Centre

メルボルン教室 教室長ブログ

教室長杠 知子

東京都出身。日本では個別指導や教育関連のボランティアに携わり、生徒には学力だけでなく自己肯定感も高めることが大切であるとも実感している。たまたま見かけた企画でヨーロッパの電車チケットが当選したため、スペイン・マドリッドからフィンランド・ロヴァニエミまでヨーロッパ縦断の旅をしてみたところ、列車での一期一会や車窓からの景色に魅了されてそれ以来、電車の旅にもはまる。新しい場所へ行くことや新しい経験をすることが何より大好き。約20カ国の大都市から山奥まで巡りながら得た知見も交えて学ぶ楽しさ、考える楽しさを伝えていきます!

宇宙に届け! ぼく&わたしのメッセージ!

こんにちは。

イプシロンロケットってご存知ですか?

こちらは日本のロケットで、打ち上げが簡単で低コストにすることで打ち上げる頻度を増やすことを目指しています。

つまり、、、多くの人に打ち上げ機会を届けることができるのです!

そのイプシロンロケットの6号機が今年度中に打ち上げられる予定で、こちらのプロジェクトメンバーへの応援メッセージを送るイベントが現在行われています。

そして、そのメッセージはプロジェクトメンバーだけでなく宇宙にも届くんです!

詳細はこちら



一番に到着したこちらの男の子は、さっそくメッセージを送っていました。

他の時間でもそれぞれが日本語で「自分だけのメッセージ」を楽しみながら考えており、なめらかに日本語で入力している姿にお互い褒めあっている姿もありました。

5号機では、メッセージは小さな文字でシールに印字し、ロケットの1段モータに貼り付けられたとのこと。さあ、今回はどのような仕上がりになるのでしょうか。

今回のイプシロン6号機では、民間衛星の受注を初めてしたとことでも注目されています。どんどん宇宙が身近になっていきますね。打ち上げ日の発表も今から楽しみです。

2022年7月25日23時59分まで応募できるようなので、宇宙を身近に感じるきっかけの一つとして皆さんもメッセージを届けてみてはいかがですか?


多面的にみること

幼少期の頃から従姉妹に連れられて美術館に連れて行ってもらうことがよくありました。訪れる回数が増えると、絵のみせ方などそれぞれのよさを感じられるようになった気もします。

そして、「美術館では静かに過ごすことが大切で、パンフレットを持つときも紙の音をたてないように気をつけましょう。」と、展示スペースに入る前のアナウンスを当然のように信じていた私ですが、訪れる場所が増えたことでその前提に変化がありました。

パリでは、白衣を着た教授と学生と思われる二人が展示されている作品を見つめながらかなり熱く議論していましたし、ロンドンでは、人が集まる空間もつくられていて音楽家は演奏し、来場者は談笑しながらくつろいで聴いており、アムステルダムでは、学校の課外授業だったようで一つの作品の前に生徒数名が座り、先生が解説をするグループが何ヵ所もあったのです。

日本でも絵の楽しみ方に自由度が増えればいいのに、と強く思っていた時期に偶然訪れた横浜の美術館では、展示された絵の右下(子どもの目線に合わせた位置)に、子ども向けの解説パネルも貼られていて、子どもたちが読んで理解したことを話す声が飛び交っており、楽しんでいる様子が印象的でした。

さて、メルボルンの様子は企画展「CHANEL」からお届けします。このとき、ベビーカーを押しながら展示を楽しむ人の姿も結構見かけたのです。

ベビーカーの動作音は?、鳴き声は?、と思ってしまいますがご本人も周りの人たちも気にすることなく今の時間を楽しまれているようでした。

美術館という場所が同じでも、楽しみ方はいろいろなんですよね。自分の前提もいろんな角度から見つめ直す機会をもつことも大切だと思いました。

これは、自分の主張をするときにも大切になります。同時に予想される反論も考えられることが大切です。そのためには、多面的にみることは必要になってきます。そのような頭の体操(!?)をする機会もつくってみようと思います。





職業探検!昆虫学者が登場!

日本の学校の受験を見据えて勉強している生徒もおり、受験準備の一つとして受験学年は面接の練習もします。

面接で質問されることはさまざまですが、興味があることや将来の夢について尋ねられることもあるので、受験までに自分の言葉で話せるものを見つけていてほしいと思っています。

そこで、生徒に将来の夢を自分で考えるように伝えるだけでなく、いろいろな仕事を知ってもらう機会を届けようと考え、さまざまな仕事の中から今回は昆虫学者の水野博士をお呼びしてメルボルン教室の生徒に話をしていただきました!
(中学生以上には、小論文を見据えて知見を広げよう!、ということも伝えました。)

主な内容は
・何に興味を持ったことがきっかけで今の仕事に繋がったのか
・学生のときの研究について
・昆虫食について
・現在、携わっている研究について


お仕事の一つとして執筆についてもお話がありました。このように理系に進学するとしても、論文や本を執筆できるほどの文章力も必要となります。そのため、国語も今の勢いで頑張ってもらいたいですし、イベントでは社会の授業で学習する縄文時代や江戸時代などにも話が広がっていったので、いま学んでいることが科目問わず繋がっていることも伝わったのではないでしょうか。

最近出版された書籍に少し協力させていただいたご縁で献本くださったので生徒たちにも読んでもらおうと思います。



研究室で飼っていた生物の話や、現在、自宅で育てている生物の様子も紹介してもらいました。現場で活躍されている方の言葉には、やはり重みがあるのでしょう。質問も飛び交い、あっという間に終了!

学んだことはアウトプットすることも大切なのでレポートも書いてもらいました。
(掲示してあるレポートは一部ですがそれぞれがんばってましたよ!)

〈レポートより抜粋〉
・昆虫食はたんぱく質などの栄養が多い
・昆虫食のセミがおいしい
・蚊の神経は腹の前、消化器官は背中にある
・虫嫌いの自分も楽しめた(感想)

書いた内容をそれぞれ読んで感想を伝え合う場面もありました。

勉強を取り組むときの心構えや学ぶことの楽しさ、単元のポイントをおさえて教えることももちろん大切ですが、興味がもてたり、目標ができたりすると、より自発的に勉強を取り組む人もいるかもしれません。なので、このような機会も並行して実施していきたいです。

水野博士、ありがとうございました!

水野 壮(ミズノ ヒロシ)氏 プロフィール
茨城県生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了(農学博士)。日本科学未来館勤務を経て、サイバー大学客員講師、日赤看護大学非常勤講師、麻布大学教育推進センター・チューターなどを務める。また、NPO法人食用昆虫科学研究会を立ち上げ副理事長を務めるなど、昆虫食の普及活動に力を入れている。専門は応用昆虫学、分子生物学、食用昆虫学