職業探検!「地域おこし協力隊」の仕事とは?
こんにちは。メルボルン教室からお届けします。
「職業探検」として昆虫学者、メタバースを研究開発するお仕事を生徒たちに紹介してきましたが、今回のお仕事は「地域おこし協力隊」です。
皆さんは、「地域おこし協力隊」というお仕事をご存じですか?
都市地域からの移住者を地方自治体で隊員として任命し、農業・漁業への従事、地域の魅力PR、お祭りやイベントの運営など、さまざまな地域協力活動を行いながらその地域への定住・定着を図る取組なのです。
やはり現場からお仕事の魅力を届けてもらいたいと思い、現在、鹿児島県南種子町にお住まいで「地域おこし協力隊」として、働かれている木邑優子さんにご協力いただきました!
種子島といえば、ロケットの打ち上げのときにニュースで耳にする日本最大のロケット発射場「種子島宇宙センター」を思い出す方も多いのではないでしょうか。
種子島宇宙センターでは、打ち上げだけでなくエンジンの燃焼実験なども行われており、ロケットの研究開発を進めるにはとても大切な場所となります。

撮影:木邑優子さん
このような魅力ある場所で「自然と科学と芸術の融合」を目標にした、宇宙芸術というものも行われており、木邑さんは地域の魅力を発信するだけでなく「宇宙芸術祭」の事務局も担当されているのです。
お仕事のお話を伺ったとき、その地域に住んでいない人を対象に魅力を伝えるばかりだと思っていたのですが、長く住んでいる方にもあらためて魅力に気づいてもらうための発信もされているとのこと。
聞いてみて知ることもたくさんありました。
過疎とは何で、どのような問題があるのかを教材で学習するだけでなく、今、どのような動きがあるのかを知るいい機会になってくれていたらうれしいです。
実は、木邑さんが南種子町に移住されたのには別の大きな理由があるのです。
(こちらも木邑さんがきっかけで初めて知りました。)
ここでは長くなったので次回、書くことにしますね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。