私立大学の帰国生入試が一段落しました。受験生のほとんどが希望の大学・学部に合格が決まりほっとしています。今年のY12生は頑張っていたので９月のStudent of the monthは高等部から選ぶつもりでいましたが、皆本当によく努力したのでその中から１人に決めるのに正直悩みました。
　最終的にＴを選んだのは、今までＴが僕に語ってくれていた「これまでの自分の経験を活かせる進路にぴったりの大学・学部への合格」を勝ち取ったからです。常々、教え子たちには自分のやりたいことを見つけて、それを実現できる大学・学部に進むべきだと言っていますが、Ｔはまさにそれを実現したと思っています。
　また、Ｔは勉強も最後まで本当によく頑張りました。伸び悩んでいたTOEFLでは熱心に授業に取り組み、試験を受け続けた結果、最後は目標のスコアに達することができましたし、初めのうちはなかなか思うように書けなかった小論文も繰り返し、繰り返し書き直していくうちに、最終的にいいものが書けるようになりました。
　自分の進みたい道につながる大学に合格できたのだから、これから４年間、受験勉強以上に努力してほしいと願っています。Ｔとってはこれがゴールではなく、新しいスタートなのだから。とはいえ、大学受験お疲れ様！　そして、憧れの大学への合格、本当におめでとう！

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