香港学習塾 epis Education Centre

蘇州教室 教室長ブログ

教室長黒田吉紀

岐阜県出身。大学時代は雪国で雪氷学を学ぶ。趣味はスノーボードと、雪をこよなく愛するが、実は寒さに弱い。2010年香港に渡り、雪とは無縁の生活に。香港では入試センター長を務め、日本全国の入試情報に精通。2015年に理系のスペシャリストとして中国蘇州に赴任し、2017年からは教室長として奮闘中。熱血指導が故に、冬でもYシャツ一枚、腕まくり。しかし、ただのぽっちゃりがそうさせているとも…。

センター試験

センター試験が1月19、20日が行われました。私も実際に数学を解いてみました。

ご存知の方も多いと思いますが、来年2020年1月の実施を最後にセンター試験は廃止されることが決まっており、2021年からは大学入学共通テスト(新テスト)が実施されていきます。
その新テストでは、記述式の問題が出題されたり、英語では4技能(聞く・読み・話す・書く)が評価されるなど、「知識・技能」だけではなく「思考力・判断力・表現力」などの知識を活用する力が求められます。

そして、その大学入試改革を受けて、近年、中学入試や高校入試でも変化が多く見られます。証明問題や考えさせる問題、テキストでは学習しないような初見の問題が多くなってきました。

今後、大学入試改革により、何がどう変わっていくのか不安になっている生徒や親御さんも多いと思います。
将来、今まで以上に自ら考え、問題を解決していく力が必要になることは間違いありません。

私は普段、算数や数学を教えることが多いですが、「この公式を覚えるとそれを使ってこういった問題が解ける」ではなく、「なぜその公式が出てくるのか」や表や図を描き、「手を動かすこと」「思考すること」の重要性を教えています。

数学を勉強することが、これからの時代を「生きていく力」をつけていくことにつながると考えています。
授業を通してそのことを子どもたちに伝えていけるように、日々授業に臨んでいきます。


HSK


12月2日(日)にHSKを蘇州大学で受検してきました。
蘇州に来て早いものでもう4年近くになります。恥ずかしながらこれまでHSKは受検したことなく、今回が初めての受検でした。

子供達は年に何度か英検、漢検、HSK、数検などの検定に多く挑戦しています。
ではなぜ検定を受検するのか。入試に役立つ、今後の実社会で役立つ、勉強のきっかけになる、自分にあった級から始められる、家族で勉強できるなどがあげられるかもしれません。
では私はなぜ受検したかというと、検定なりをきっかけに勉強する機会を作りたかったからです。やはり中国に生活をしていて、その国を知る・楽しむためには言葉を勉強することは重要ですよね。


子供も大人も何かを始める時にはエネルギーが必要です。そしてそれを継続するにもエネルギーが必要で、さらに意思が必要です。そのために楽しむことが大切です。
私自身、勉強は本来楽しいものだと思っています。やはり新しいことを学び、知ることは嬉しいですし、楽しいですよね。それはいくつになっても変わらないはずです。

子供たちにも、勉強って楽しい、算数・数学って面白い、そんな世界を伝えていきたいです!