香港学習塾 epis Education Centre

シドニー教室 教室長ブログ

教室長坂本 龍

自身も現地校で海外生として暮らした経験から活躍の場を再び海外に求めて渡豪。日本の学習塾でも教室長として受験指導に当たっていた経験を活かし、シドニーでも子どもたちと一緒になって昼夜、笑あり・真剣な眼差しありの授業を展開中。1秒でも多く子どもたちの役に立てるようにありたいというのが根本にある。趣味は資料集や便覧を読むこと、楽器演奏とトレッキング、最近はジム通いも続けている。座右の銘は「Carpe Diem(日々を大切に)」。

オーストラリア3都市での海外受験講演会


シドニー、メルボルン、ブリスベンの3都市で渋谷教育学園幕張中学・高校の学校説明会、早稲田アカデミーの海外入試講演会、そして私は大学入試報告会や海外からの中学受験・高校受験のお話しをさせていただきました。どの都市にお住まいの方々もやはり子どもの教育は一番の関心事。皆さん非常に熱心で、講演会終了後も個別にたくさんの質問をいただきました。
今回は時間の制約もあり、お伝えしたいことの極一部しかお話しできていませんので、メルボルン教室やブリスベン教室には別途日を改めてまた訪問したいと思っています。!


小学生対象の英語講座説明会を行いました


小学生対象の英語講座の説明会を行いました。中学入試に英語の試験を導入する学校が年々増えており、2019年度は215校で行われ、この5年で8倍に増えているそうです。また、慶應湘南藤沢中等部はこれまでは帰国生のみを対象としていた英語の試験を一般生にも解放しました。

こうした流れを受けて高まる小学生向けの英語指導の要望に応えるために、「中学入試で出題される英語のレベルとその内容の分析」「在籍生の多くが現地校生であるシドニー教室は、どのように小学生に英語を指導していくか?」という内容の説明会を行いました。

日頃、こうした説明会では僕が話をすることが多いのですが、今回はシドニー教室期待の新人である坂本が担当しました。ご出席のお母様方もいつもの「鈴木節」とは違うフレッシュなプレゼンを、時に真剣な表情で、また時に笑顔で聞いていただけたようでした。

さて、本日の内容にご興味を持っていただけた方には、引き続きプレースメントテスト、トライアルレッスンを案内いたします。残念ながら本日はお越しいただけなかった方には別途説明の時間を取りますのでお気軽にお尋ねください。


筑波大学附属坂戸高等学校説明会


筑波大学附属坂戸高等学校の中臺先生にお越しいただき、同校の学校説明会および同校が平成30年度からスタートした国際バカロレア(IB)についてのセミナーを行いました。

シドニー教室の会員の多くは現地校に通う子どもたちですが、現地で身につけた英語力や国際感覚を帰国後もさらに伸ばしていけるような学校はいったいどこなのか、ということを多くの会員保護者が常に考えています。進学資料やWebサイトには多くの情報が載っていますが、やはりその学校の先生から直接お話しを聞くとその学校の本当の姿がよくわかるような気がしました。

日本の学校教育が大きく変わろうとしているこの時期、筑波大学附属坂戸高等学校の国立大学の附属校らしい先進的な取り組みは非常に魅力的に思えました。シドニー教室をはじめとするエピスの子どもたちが、こうした学校で学び、将来さまざまな分野で活躍してくれることを期待しています。

なお、今回の説明会をご欠席された方向けに少数ですが当日配布された資料がございます。ご希望の方はお尋ねください。


久々に人文字を作りました


シドニー日本人国際学校は今年で創立50周年を迎えます。昨年より日本人学校の受験アドバイザーを担当していることから、記念式典にご招待いただきました。お昼を挟んで午後はグラウンドに生徒たちやご父兄の方々、先生方が全員で「SJIS 50」の人文字を作ってドローンで撮影。私も参加させていただき「J」の文字の一部を担当しました。人文字を作ったのなんていつ以来だろう...。どんな感じになっているか写真のできあがりが楽しみです。


あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

シドニーでの生活も9年目に入り、南半球で迎える真夏の新年が当たり前になってしまいました。風情はないものの、ビーチで過ごす正月もなかなかいいものですよ!

さて、北半球の教室で7・8月に行われているような長期の講習会がないシドニー教室では、受験生にとってこの1月が勝負の時。今年も新年2日から受験生たちの特訓授業がスタートし、朝から夜まで熱い授業が行われています。

そんな中、卒業生がひょっこり遊びに来てくれました。中学受験を機に帰国し、現在高校3年生。実に6年振りの再会です。ですから見た目はすっかり大人びているのですが、表情や話し方は当時のままなのでなんだか不思議な感じでした。4月からは東京の最難関私大の理系学部で学ぶことが決まり、つかの間の自由な時間を利用して懐かしの場所であるシドニーへ遊びに来たそうです。

その子との会話の中で
「シドニーでの生活が大好きで、エピスに通うのもとても楽しかったんです。」
こんな言葉を聞いて、新年早々なんとも言えない幸せを感じました。

日頃、高校生に小論文の指導をしていますが、この数年は「働くということ」がそのテーマの中心になっています。「ワークライフバランス」や「働き方改革」「ベーシックインカム」などなど、労働や仕事について高校生に何かを語るとき、自分自身の仕事について顧みることを免れません。

思えば、公教育の現場で教壇に立つことに憧れていたはずが、なぜか海外塾の講師として働き始めて20数年。雑務に忙殺されて辟易とすることも時々はありますが、この歳になってもなお授業は毎年少しずつですが上達している実感があり、子どもたちとの年齢は離れていく一方なのに、心は昔よりもずっと近づけるようになった気がしています。

AIやロボットの進化で今後の20年で多くの仕事が消滅すると言われていますが、講師という仕事もまたその例外ではないでしょう。ただ、「そう易々とはいかないぞ」という思いはあります。時に励まし、時に叱り飛ばし、その後フォローして、一緒に笑って、一緒に悲しんで…。時々熱すぎるぐらいに力を込めて子どもたちを導ける僕たちには、まだまだアドバンテージがあると思っています。

でも、慢心しないように。子どもたちと同じく日々成長を止めないように。

卒業生たちに「エピスに通うのが楽しかったんです」と言ってもらえるような場所であり続けられるように今年も気合い入れて頑張ります!