香港学習塾 epis Education Centre

epis Education Centre 教室案内

6月23日(木)の授業報告【算数】

【授業内容】
(1)漢字テスト11回
(2)はなまるリトル 説明文(P44〜45)
(3)書く力をつける(P46〜47)

今日は説明文でした。
物語に比べて難しいと思ったかも知れませんが、まずは筆者が言いたいことを正確に把握しましょう。そのためには問いかけ部分や良く出てくるキーワードを本文中から探すことが大切でしたね。

【宿題】
(1)漢字テストの勉強10回ずつ書いてこよう
(2)以前の宿題でまだできていないところ


6月22日(水)の授業報告【国語】

【授業内容】
予習シリーズ 上 第17回 説明文/対義語

今日はいつもとは順序を変えて、前半に読解演習を行いました。
今回は説明文の読解演習でした。ポイントは、「要旨」を読み取ることです。
繰り返し筆者が言っていることは何かを常に意識しながら読むことで、一貫した主張が見えてきます。

後半は対義語の学習を行いました。
類義語、対義語を意識的に覚えていくことで語彙力を一気にアップしていきましょう。
また意味が分からない場合は、漢字を見て意味を推測できるように、日頃から考えるクセをつけていきましょう。

【宿題】
予習シリーズ 上 P141のこり
プリント
漢字第17回の学習


宇宙に立つ

ここ数日の空が澄んでいるのか、香港や深圳の夜空にも肉眼ではっきり確認できる星があります。南東方向に見えているのが木星、南方向に火星、土星そして赤く輝くアンタレスも見えているはずです。わかりにくい場合は、「StarWalk」というアプリがお勧めです。

火星、木星、土星、アンタレスなどを一度に見る機会もなかなか無いでしょうから、ぜひ見てみてください。3つの惑星の明るさの違い、色味の違いもわかると思います。火星とアンタレスでも、火星の輝かしい赤とアンタレスの少し不吉な感じのする赤に違いがあり、比べてみると面白いものです。

今回はそれらの星を見てほしいということではなく、もう少し面白い試みをしてみてはどうかと思います。それはこのブログのタイトル通り「宇宙に立つ」という試みです。


その前に数学的な確認を1つ。

一直線上にない3点が存在する場合、ただ1つの平面が存在する。

3つの点を結べば三角形ができ、その三角形の面を無限に延長すれば、そこに平面がイメージできるかと思いますがどうでしょうか。


今、その3点を夜空に浮かぶ、火星、木星、そして自分(地球)とします。
そこに三角形とそれを含む平面をイメージしてみてください。
なんとなく火星と木星から自分自身に下ってくるような大きな坂道をイメージすればよいと思います。そして、その平面こそが我々が住む太陽系の惑星が公転する公転面ということになります。
つまり公転面を基準にするなら、私たちはかなり斜めに立っていることがわかります。

どうでしょう。

宇宙を立体的に、感覚的に感じることができるでしょうか。

私は惑星の公転面を基準にして考えたときに、そこに垂直に立っていないということを頭ではなく、座学ではなく、実際の感覚で感じるときに、「宇宙に立っている」「宇宙に存在している」ような実感がわいてきます。


今回はさらに面白いことに、惑星の近くにアンタレスもあります。アンタレスがあるということは、さそり座、いて座があり、近くに天の川も見えるということです。

天の川の正体はご存知でしょうか。地球、太陽系を含む銀河系(天の川銀河)の円盤を真横から平べったい形として見ているのが天の川です。天の川は太陽系を含む銀河そのものということになります。そして天の川の傾きはそのまま銀河の傾きであるわけです。

このことから、銀河の円盤面に対して自分が傾いて立っていることもわかりますし、平面的な川ではなく奥行があると思うと、宇宙の広がりも感じられるのではないでしょうか。


そして、はじめに考えた太陽系の公転面と銀河の円盤面を合わせて考えるとその平面の傾きは一致しないことがわかるでしょうか。

太陽系の公転面は銀河の円盤面に対して約60度傾いているといわれています。

どうでしょう。

空間の認識という意味ではもしかしたら非常に体感しにくいことかもしれません。宇宙に立たないまでも、夜空を楽しむにはいい条件がそろっているので、ぜひ夜空を楽しんでみるのはどうでしょうか。


本日の授業報告

第29月間 第3週目

1)授業内容
・フラッシュメモリゲーム
・pcube、立方体、ものまね積み木
・ジオ1、ものまね
・アルゴゲーム
・プリント
・表彰

2)自主トレ(宿題)
プリント

本日は3年生2人での授業でしたが、いつもと変わらない白熱したゲーム展開となりました。また、来週からは人数が増え、もっともっと盛り上がる展開となると思いますので、楽しみにしていただければと思います。


今日は夏至です。

夏至の朝の美年広場。ビルの窓にも青空が映える。

昨晩、コーヒーを飲みながら考え事をしていると、突然、携帯電話が「ポロリン」と何かの通知音。何かと思って見てみると、

「明日は夏至です。」

最近インストールしたばかりの「風水アプリ」が今日の夏至を知らせてくれました。風水にはまっているわけではありませんが、風水アプリなるものをインストールして少し遊んでみたのです。

深圳市は北緯22度33分と、北回帰線のわずかに南に位置しています。そのために、この夏至の日の正午頃には太陽がほぼ頭の真上に上り影がほとんどなくなるので、その瞬間が毎年楽しみでなんとなくソワソワしてしまうのです。
なんとなくソワソワするその日を忘れてかけていた私に風水アプリが知らせてくれるのと同時に、そもそも風水と夏至に関連性があることに気づかせてくれました。


電灯の影がほぼ真下にできている。

風水について少し調べてみると、紀元前1000年、今から3000年ほど前の中国にその起源があり、その知識と経験が脈々と受け継がれ、1つの思想が確立されてきたということです。

私は特に風水や占星術を信じるわけではありませんが、千年単位で蓄積されてきた情報や経験から一定の方向性を見出すという意味では、確実性はなくとも、一つの経験則として意味があると思えるので非常に興味深いと感じています。

携帯電話が「ポロリン」と鳴った昨晩は、満月で今日が夏至。地球の北極が太陽に向けて最も傾くと同時に、その背面に月が位置するといういつもより特別な夏至の知らせだったようです。

そう言われてみると、月が一際明るく輝いているように感じてしまうし、今日の夏至という日の空も一際鮮やかな特別な青色に感じてしまいます。

科学の発展した現代とは言え、ヒトが進化したわけではないので、「今日は特別な日だ」と言われれば、そのような気もしてしまうわけで、まして科学の発達していない、1000年以上も前の人々であれば、人心を操るのも決して難しいことではなかったのだと思います。唐の玄宗皇帝が風水の秘伝の流出を防ぐ策を講じたというのもうなずけます。


長いポールの影もこんなに短い。

私は「風水」も面白いと思いますが、「漢方」にもまた同じように興味があります。いったいどこの誰が鹿の角なんかを利用し、そして効能があることを確かめたのか。ヒトデやらトカゲやらタツノオトシゴやらがアルコール漬けにされているのを見かけますが、本当に効能があるのだろうか??

以前、私が足をくじいた時に薬局で店員さんがオススメしてくれた漢方の塗り薬がありました。雲南省で生産されその薬は捻挫や切り傷に効果があるとのことですが、成分はなんと「国家機密」。少し不安な気持ちとワクワクする気持ちでその薬を使ってみましたが、間違いなく効果があり腫れがひき、痛みもやわらいだのです。

風水でも玄宗皇帝が登場しましたが、玄宗皇帝は漢方にもさぞかし興味があったのか、玄宗皇帝と漢方を検索してみると、情報が湯水のように出てきます。自分自身のために漢方を発展させたのか、愛する楊貴妃のために必死だったのかわかりませんが、ありとあらゆる物で実験させたのかもしれません。

近代的な生活で薄らいではいますが、今でも中国では風水やら漢方やら不思議な観念の影響を受けながら人々は生活しています。何でもかんでもロジカルに処理するのではなく、「なんだかよく分からないけど良いんだよね」というような非論理的な部分が残されているのは、現代社会においては、ホッとできる心のゆとりかとも思います。

中国のこの謎めいた部分こそが中国の魅力なのかなと、なんとなく特別な夏至の日に感じています。普通の日であるような気もするし、特別な日であるような気もしてきます。ただ、不思議なことにいつもより空が青く感じるのは科学的な根拠に由来することなんでしょうかね?


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