2024年５月のstudent of the monthは中１コースF.T.くんです。受賞の決め手となったのは学習に対する前向きな姿勢や授業・月例テストなどでの活躍です。
　みなさんも４月から新たな学年で学習を始めていますが、他の学年に比べ小学６年生から中学１年生への進級は学習環境が大きく変わる年です。深圳日本人学校の場合、通う場所などの変化はありませんが、科目数が増えたり、１回の授業で進むスピードが速くなることで、学習するべき量も格段に増えてきます。また、これまではなかった定期テストも新たに課されます。これは、高校入試の際の資料にもなってきますので、３年後の高校入試もすでに始まっているといえるかもしれません。そのような変化にもうまく対応できるように、エピスでは６年生後半の中学準備講座、春期講習とスモールステップで少しずつ準備できるように講座を用意していますが、ここまでのところ、その結果がうまく現れていると感じられています。
　学習した内容の理解度は高く、授業の中で難しい問題に出会った際も「正解させたい！」や仲間にも「がんばってやろうよ！」と前向きな発言も目立ちます。このようなことばは、思っていてもなかなか口に出せないことで、クラスの雰囲気も良くなっています。仲間と一緒に楽しみながら学習している姿が印象的です。また、ことばだけではなく、授業のない日にも教室に来て、わからない問題を解決しようと先生をつかまえて質問をしたり、一人で課題に向かい黙々と進める姿にも立派なものがあります。さらに、中学１年生になってからの月例テストでも安定して得点しており、月末に挑戦した全国統一中学生テストも結果が楽しみですね。
　６月中旬には、日本人中学校で中学生活初めての定期テストが実施されます。課題やテストに追われるのではなく、自分でうまくマネージメントしながらステップアップしてほしいと思っています。これから困難な場面に出くわすことがありますが、きっとTくんなら楽しみながら乗り越えられると信じています。Tくんのこれからの活躍を期待しています。

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