香港学習塾 epis Education Centre

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MPI Kid'sコンテスト〜体験記〜

この夏、MPI Kid'sコンテストに参加した2名の生徒と保護者の方から体験談をお寄せいただきました。


Best Performance Award受賞 O.Sさん
夏休みに、毎日れんしゅうしなければいけなかったので大へんだったけれど、友だちとあそびながられんしゅうしたことは楽しかったです。本番のスピーチの前は、会場のみんなに声をかけてもへんじがかえってこないかと思ったけれど、へんじをもらったので楽しくはっぴょうできました。しんさはっぴょうで「ベストパフォーマンスアワード」にえらばれてトロフィーをもらった時はとてもうれしかったです。こういう楽しいコンテストなら、また出てみたいです。


Presentation Award受賞 F.Rさん
毎日、家族の前で発表の練習をくりかえし、夏休みの終わりにコンテストに出場しました。出場者が皆とても真けんで、発表している時、足がガクガクふるえました。でも、見てくれている人たちがうけて笑ってくれたりしていたので、最後は、自分らしく発表できました。それを評価してもらえた事がとてもうれしかったです。このような経験ができたのは、指導してくれたり、準備してくれた先生方、機内や飛行場でおせわしてくれた人たち、その他たくさんの人たちのおかげだと思いました。色々な人に助けてもらい、ひとりで香港から旅立ち、コンテストに出場できました。ありがとうございました。


Best Performance Award受賞 O.Sさん(保護者)
今回の「kid’sコンテスト」の出場に際し、星川先生をはじめ、episの先生方、近所の友だち、ピアノの先生など、周りの方々にアドバイス、応援していただいたこと感謝致します。又、当日大阪会場に駆けつけて応援してくださった帰国した友達、NYちゃんとお母様にも感謝致します。

予選通過の報告をうけた時は、上の娘のケア(夏期講習中のお弁当作りなど)を誰がするか悩み最終審査に出場するか迷いました。しかし、このようなコンテストに出場する機会はないと思い、本人の意思を尊重し、出場することにしました。2泊3日という出張並みのスケジュールで(翌日は2学期の始業式)ハードではありましたが、夏休みの1つのイベントと考え楽しむことができました。

当日のコンテストでは、グループ出場の子供達が何組かあり、圧倒されたり、最終チェックで気合いが入っている先生の姿に緊張したりしましたが、episの2人は頼る先生がいない分、自分達で気持ちのコントロールをしていました。本番は毎日の練習の成果が出たのか、落ち着いて大きな声で発表することができたと思います。観客席で見ていてたくましさを感じました。このコンテスト出場を機に、これからも毎日の練習を怠らず、街中で英語で話しかけられても物おじせず何かしら返答できるようになってくれたらいいなと思います。


英語で発信できる世代へ
今年の夏、NEXT Englishコースでは、1つの新しいチャレンジがありました。それは、生徒を大阪のコンテストに出場させること。コンテスト参加を発表したのが、5月下旬。生徒たちの最初の反応は、、、(予想通り?)あまり乗り気ではありませんでした。絵本を1冊暗記するなんて、とうてい自分たちにはできっこないと感じたのでしょう。それでも約1ヶ月、家族も巻き込み練習の日々。予選のためのビデオ撮影当日、「本当に撮るの〜?」とカメラをまわす直前まで渋っていた生徒も、一旦撮影が始まると真剣に暗唱をしてくれました。カメラのレンズのこちら側で、生徒達の能力を信じ切れていなかった自分を少し恥じたくらい、彼らのパフォーマンスは素晴らしかったのです。

信じられないことにepisからは4人もの生徒が予選を通過。このうち2名の生徒が大阪で行われる本選に参加することになりました。さて、見事大阪への切符は手に入れたものの、これからが勝負なのでは?と気付いたのは7月も半ばを過ぎた頃。夏休みは夏期講習で忙しいしくて一緒に練習する時間なんて取れそうもないし、かといってこのままコンテストに送り出すわけにもいかないし、、、結局、夏期講習の合間をぬっての指導しかできず、残りは家庭での練習ということになりました。時々見せてくれるスケジュール表にはお家の方が書いてくださった評価のマークがぎっしりでした。「お父さんがつけてくれる◎は、ちょっとゆがんでるんだよ。」とか、楽しそうに報告してくれることからも、家族ぐるみでご協力いただいていることが伝わり、とても嬉しく思い、また、このコンテスト参加はお家の方の協力が無ければ到底成り立たないものなのだなと改めて実感しました。

さて、2人の発表当日。発表の様子が気になりつつも、私は残念ながら夏期講習の授業中。後から聞くところによると、他の生徒さんたちは、ちゃんと先生に付き添ってもらっていたとのこと。せっかくの晴れ舞台なのに、本当にごめんなさい!しかし、先生がいなくても2人は堂々と発表をしてくれ、そして思わず小躍りしてしまったほどの素晴らしい結果を持ち帰ってきてくれました。子どもって本当に逞しいものです。

今振り返ると、私自身このコンテストを通して、改めて学んだことが多くあります。1つ目、、子どもは目標持ってやらせれば、天井知らずの可能性を見せてくれること。2つ目、英語はやっぱり聞いた回数(+聞くということの質)に比例して上達すること。3つ目、英語で発信できる子を育てるためにも、発表教育がいかに重要であるかということ。ですから、今クラスの中で観客にお尻を向けてスピーチしている子にも、来年はトロフィーを勝ち取ってきてもらおうと、今から密やかな闘志に燃えているのです。NEXT生のみなさん、覚悟しておいてください!(星川聖子)