香港学習塾 epis Education Centre

シドニー教室

教室長ブログ

断片から全体を読み解く能力

みなさん、こんにちは。坂本です。

先日、下の記事を目にして深く頷かされたので共有したいと思いました。
インテリジェンスとの向き合い方

物事を学び、体得していく上で絶対に欠かせないことだと思うからです。
先日中高生の授業で、歴史上の出来事について年号を含めた解説をしているときに、「どうやってそんなに覚えるんですか?」と聞かれました。
咄嗟に答えようと思ったのは「覚えてるんじゃないよ、考えてるんだよ。」という答え。
いまいち伝わるような気がしなくて、長々と話してしまいました。でも、結局言いたいのは「考えている」とか「読み解いている」ということです。

歴史は有史時代こと中近世以降でいえば、私たちとそう大きく変わらない「人間」が動かし作ってきたものです。つまり、出来事と出来事との間には必ず人の動きがある。ということです。

これを意識しながら学ぶとき、歴史に限らず、物事には「点と線」があるのだと思い知らされるのです。
だから、断面から全体を読み解く(一を聞いて十を知る)能力こそがインテリジェンスのあり方なのだと強く思わされたのです。

一知半解にならないように、日々学びを大きく育ててまいります。学べば学ぶほど、知らないことは増えてゆく、球体のように。それでも学びは止まりません。

皆さんも日々学び続ける私と一緒に学びましょう!


教室長坂本 龍

自身も現地校で海外生として暮らした経験から活躍の場を再び海外に求めて渡豪。日本の学習塾でも教室長として受験指導に当たっていた経験を活かし、シドニーでも子どもたちと一緒になって昼夜、笑あり・真剣な眼差しありの授業を展開中。1秒でも多く子どもたちの役に立てるようにありたいというのが根本にある。趣味は資料集や便覧を読むこと、楽器演奏とトレッキング、最近はジム通いも続けている。座右の銘は「Carpe Diem(日々を大切に)」。