香港学習塾 epis Education Centre

シドニー教室

教室長ブログ

シドニー教室開校10周年!


今日はエピス・シドニー教室が誕生して丸10年となる日。そこで、フジ・ベーカリーさんにお願いしてエピスのロゴ入りケーキを作っていただき、スタッフとささやかなお祝いをしました。

香港で生まれ、多くの子どもたちから愛されたエピスという学習塾は、南半球のオーストラリアでも果たして受け入れてもらえるだろうか…。絶対に気に入ってもらえるはずという自信はあるものの、シドニーでは知名度ゼロなので不安いっぱいの状態で行った第1回説明会がちょうど10年前の2010年11月3日だったのです。「説明会に来てくれる人が少なかったらさすがにカッコ悪い!」と思い、幼馴染みをサクラとして動員したことは今となってはいい思い出です(笑)。

こうして誕生したエピス・シドニー教室の初年度に入会してくれた小学生たちはすでに大学生。中学生や高校生に至っては、もう立派な社会人としてバリバリ働いていますので、そりゃあ僕も歳をとるわけです。そして、卒業してからもう何年も経つのに、今でもときどき、僕のFacebookやInstagramを見てメッセージを送ってくれるのですが、彼らが自分の決めた道で充実した人生を送っていると知っては、密かにほくそ笑んでいます。

開校時というか、シドニーに学習塾を作ろうと思ったときに掲げた目標は、「シドニーで暮らす子どもたちが人生においてさまざまな選択肢を持てるような手助けをすること」でした。中学受験や高校受験、大学受験で憧れの学校に合格できたこと、苦手で半ば諦めていた算数の面白さに目覚めたこと、日本語なんて話せれば十分と思っていた子が日本の大学に行きたくなって小論文に取り組み始めたこと...。子どもたち一人ひとりにそれぞれのドラマがあり、その大切な場面に関わらせてもらいました。これが海外塾の講師としての一番の醍醐味だと思っています。

さて、今日から新しい10年が始まりますが、特に気負うことなくこれからも子どもたちの岐路に携わることで自分自身も成長させていきたいと思っています。今後もシドニー教室をどうぞよろしくお願いいたします。


教室長坂本 龍

自身も現地校で海外生として暮らした経験から活躍の場を再び海外に求めて渡豪。日本の学習塾でも教室長として受験指導に当たっていた経験を活かし、シドニーでも子どもたちと一緒になって昼夜、笑あり・真剣な眼差しありの授業を展開中。1秒でも多く子どもたちの役に立てるようにありたいというのが根本にある。趣味は資料集や便覧を読むこと、楽器演奏とトレッキング、最近はジム通いも続けている。座右の銘は「Carpe Diem(日々を大切に)」。