海外からの中学受験
2. 志望校の選び方
海外でも日本国内でも受験準備は3・4年生から開始するのが一般的です。近年の中学受験カリキュラムでは、4・5年生の2年間で学習範囲を終了するため、遅くとも4年生からは受験に備えた勉強を開始する必要があります。
進学する学校は、「子どもに合った学校」を選ぶことが大切です。模擬試験の偏差値や有名校にこだわることなく、どんな学校が自分の子どもに向いているのかを考えましょう。大学附属校と進学校、男子校・女子校と共学校、私国立と公立中高一貫など、コンセプトをはっきりさせることが学校選びの第一歩です。
また、私学には建学の精神があり、学校独自の雰囲気が必ずあります。ご家庭の教育方針が、学校の教育理念と同じ方向性であるかどうかを見極めることが大切です。一時帰国の際には実際に学校へ足を運んで、校風や在校生・先生の雰囲気などをチェックしておきましょう。