香港学習塾 epis Education Centre

わかば深圳教室 教室長ブログ

教室長末木千尋

2011年12月に香港へ赴任。旧九龍教室、わかば深圳教室とで合計6年間勤務をし、2017年から再び深圳へ。きめ細やかなサポートには定評があり、時間が経つのも忘れついつい話し込んでしまうことも。本気で立ち向かう生徒の守護神として頼れるアネゴ的存在であるスエキチ先生は、衣食住どれをとっても刺激の絶えないここ深圳での生活がお気に入り。暑さには弱いが辛さには強い。好物は山椒のたっぷり入った激辛料理全般だとか。

わかば深圳教室 期末対策早朝特訓!

昨日、深圳日本人学校の3日間に渡る期末テストが終了しました!みなさんお疲れ様でした!
わかば深圳教室では、「早朝特訓」と銘打って、登校前の午前7時から直前対策授業を行っています。夜も明けやらぬうちから教室に集まり、直前の確認テストを受けます。
夜遅くまで固めてきた知識を言葉通り直前に確認できるのは非常に有意義です。
覚えたつもりでも覚えられていなかったこと、勘違いしていたこと、わかっていなかったことなどが見つかることもあります。

家を出るころは真っ暗でタクシーを拾うのも大変だと思います。ご家庭の協力あってこそのイベントです。本当にありがとうございます。生徒の皆さんも支えてくれているご家族にしっかり感謝してください。


【おまけ】
早朝特訓をしながら外を眺めると、太極拳をするみなさま。教室ではテストを目前にして最後の力を振り絞る生徒達。片や大陸的なゆったりとした時間の流れる風景。このコントラストがやはり面白いです。


バウヒニア

episのWebサイトがリニューアルされ教室長ブログもスタートしました。
ここでは気になる教育関連のニュースや深センのことを紹介していきたいと思います。


今日はわかば深セン教室のある美年広場の花の写真を撮ってみました。
みなさんこの花をご存知でしょうか。
学名ではBauhinia(バウヒニア)、和名では蘇芯花(ソシンカ)、中国名は羊蹄甲(ヨウテイコウ)、英名はorchid tree(オーキッドツリー)と呼ばれています。


バウヒニアは香港の区旗(国旗の様な物)のモチーフになっている花としても有名なのではないでしょうか。
日常生活を淡々と送っていると、日本に住んでいても、海外に住んでいても大差なく感じることもありますが、香港を代表するバウヒニアを見る度に、自分が香港・深センにいることを再認識させられます。
episは香港を本拠地とした塾ですし、私自身香港に長く住んでいましたので、バウヒニアには特別な思いがあります。


ところで、バウヒニアはマメ科の植物ということで、花が散るころにはインゲン豆のような実がなります。深センにはマメ科の植物が多いようで、バウヒニア以外にもマメがなっている植物を見かけます。



香港で特別な花と言えばバウヒニアですが、日本人にとって特別な花と言えばやはり桜でしょうか。その散り際に見せる美しさ・儚さは、日本人の美意識・死生観にも大きな影響を与えていると思います。

そんなことを考えていると、ある疑問が生じてきます。
産まれた時から深センで育ち、バウヒニアを見ながら育った我が子にとっては、花と言えばやはりバウヒニア?ブーゲンビリア?ハイビスカス?となるのでしょうか。
花の散り際の儚さではなく、花が散った後にはマメがなる…。
なんとも南国的なのどかさです。

深センの子ども達がおおらかで素直なのは、やはり必然なのでしょうか。

わかば深セン教室からはいつでもバウヒニアを見ることができます。
教室にお越しの際は、ぜひバウヒニアも眺めていってください。