2021年度のStudent of the yearは、中３クラスのS.K.を選出しました。おめでとう！！アメリカや中国にも滞在経験があるS.K.は、メルボルンには1年半くらいの滞在で、現地校に通いながらエピスで高校受験のための準備をしてきました。年齢の割にかなり落ち着いたところがあり、高校生か大学生と話しているように錯覚することもある生徒です。読書好きで、本屋大賞にノミネートされるような本の多くを読破しており、国数英の３教科で最も強みにしていたのは国語です。国語の入試過去問題の点数が安定していたのは、日頃の読書量の賜物でしょう。アメリカとオーストラリアの現地校生活で培った英語力は、中３から参加したシドニー教室の講習会にオンライン参加して更にブラッシュアップ。特に文法事項が整理され、入試直前期に英語の得点力を大きく向上させました。数学はYoutuberの動画を見るなど知的好奇心はあったものの、最後まで得点を伸ばすのに苦労しましたね。ちょっとキッカケをあげるだけで直ぐに見通しが立って自力で解ける、でもなかなか自力で解けないという状況が続いた時は、とても苦しかったはずです。その「あと一歩」を突破するために膨大な量の問題演習をし、持っているテキストの問題を繰り返し復習し、弱点である単元を補強する、S.K.にはその根性があった気がします。第一志望の大学附属高校に合格し、毎日過去問題に取り組む生活が終わり、これからは入試にとらわれない学校生活が始まります。大好きなテニスと読書を楽しみつつ、本当に自分がやりたいと思えることを探しながら、高大７年間を充実したものにしていってくださいね。

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