香港学習塾 epis Education Centre

香港教室 教室長ブログ

教室長圷加寿男

香港で教室長・教務部長として受験算数と受験数学を中心に指導にあたった後、豪州に渡りメルボルン教室長として教鞭をとり、その後香港に再赴任。教室では子どもたちと学びの感動を共有することに全力を注いでいる。サッカー、スノーボード、読書が趣味で、香港でスキューバダイビングを始め、メルボルンではフルマラソンとサーフィンを始めるなど、アウトドアアクティビティの幅を広げている。好きな食べ物は香港のストリートフードと横浜家系ラーメン。

高等部説明会

午後は高等部の説明会が行われました。

エピスが目指す高等部とは何か。学問を追究し、教養を深めることがいかに面白く大切であるかということを伝えました。

一方で、日本の大学を受けていく場合、どのような受験パターンがあるのかを知る必要があります。各大学、学部ごとの日程と受験のために必要な資格をしっかりと認識したうえで、本番までの残り時間を逆算し、学習スケジュールを組み立てていく必要があります。今回は帰国入試の重要な緒戦となる早稲田大学を例に、組み立てをお話いたしました。

最後に数学の面白さの例としてコッホ曲線を紹介しました。平面上に無限に線を引くことは可能でしょうか?7月に実施予定の数学特別講座にご期待ください。

また、9月には小論文と英語の体験授業を予定しています。
香港に住む高校生よ、エピスに集え!!



筑波大坂戸高校説明会

本日は筑波大学附属坂戸高等学校の中臺先生にお越しいただき、学校の説明会とIB(国際バカロレア)に関する講演を行っていただきました。

香港に住んでいるお子様の場合、受験の選択肢としてIBを導入している学校を検討しているという方も多いでしょう。また、実際に現在通っているインターナショナルスクールや現地校がIB校である方も多いため、今回のお話を興味深くお聞きいただけたかと思います。

世間のIBに対する間違った認識と正しい理念、将来必要とさえれるであろう人物像を、実際の現場の様子を交えてとても高い熱量でお話しいただけました。

日本から見たIBという位置づけを日本の学校の先生から直接伺うことで、よりリアルなものとしてとらえることができたかと思います。そういった意味でも今回の講演は非常に貴重なものとなりました。

中臺先生、本日はありがとうございました。



立命館大学入学式で新入生代表スピーチ!!

2015年度の香港教室卒業生が、なんと、立命館大学の入学式において、新入生代表に選ばれました!!
英語で代表スピーチをバシッと決めてくれて、超カッコいい。

小学2年から、中3で卒業するまで8年間エピスに在籍していた、生粋のエピスっ子です。
香港で生まれ育ち、ここで育まれた、多様性・異文化への深い理解とその重要性について語ってくれているのですが、その言葉にはとても重みがあります。
それは、彼が実際に体験したことに裏打ちされた言葉だからなのでしょう。

エピスからこのような素晴らしい卒業生を輩出することができたのは、私たちにとって大きな誇りです!
大学での活躍も期待しています!!


(スピーチは「22分」から始まります。)


『スマートウォッチ』を作った!!


スマートウォッチ完成!!

去年の12月から取り組んでいたmicrobitを使ったプログラミング、ここまでできるようになりました。
複雑なコーディングに四苦八苦しながら3週間、やっと完成した「microbitスマートウォッチ」、この嬉しさは格別です。

インター探究科では、理系学習の内容として、算数パズルや理科の実験・観察に開講当初から力をいれて取り組んできました。
理科実験ではこれまで、水溶液の実験や、電気の実験など色々な実験に取り組んできましたが、2018年12月よりプログラミングもカリキュラムに加えました。
驚いたことは、子供達のデジタルデバイスに対するリテラシーの高さです。
理解するのに時間がかかるだろうと考えていたプログラムも、私たちの想定を遥かに上回るスピードで理解し、サクサクとコードを打っていきます。
最初は、LEDの表示板に文字を流すところから始まり、楽器、歩行ロボット、センサーなど色々なプログラミングを経て、スマートウォッチを作るところまで腕を磨いてきました!!

microbitにリストバンドも装着して、超クール!
さあ、次は何を作りましょうか!?
毎週、ワクワクが詰まっています!


いつまでも学び続ける

<Jose James Interview>
最近、ある雑誌とのインタビューの中で、ジムカーソンというある大先輩のシンガーにレッスンを受けていて、そのレッスンに向かう途中なんだという話をしたときのことです。

レポーターは驚いた表情で、ぼくにこう言ったんです。
「え!?まだあなたのような世界中に名を轟かすシンガーにもレッスンが必要なんですか!?」と。
ぼくは、こう答えました。「何を言ってるんですか。これまでで一番レッスンを必要としているのが今ですよ。」

高度な技術は、どのレベルに自分があるかに関わらず、全てのステージで必要なんです。

シンプルな例で説明すると、こういうことです。
歌う時の声というのも、人間の総体の中の大事な一部なわけですから、自分の体を大事にいたわればいたわるほど、発声も良くなるものなのです。
だから、ぼくは通常、揚げ物、過剰な乳製品やカフェインを摂取しないし、タバコも酒も随分前に辞めました。

世界中をツアーで周り、年間200本以上ステージに上がって、その期間は平均4〜6時間の睡眠でパフォーマンスをしなければならない。それは、ぼくみたいなステージでのパフォーマンスをメインにしているシンガーには、やはりとてもキツイことなんです。

だからこそ、その状況をジムのような偉大な先輩とシェアしたいし、そこからテクニックを更に磨かなければならないと思うんです。


インタビューここまで。





ジャズミュージシャンであれば誰もが憧れる『Blue Note Records』に所属し、年々その名声が世界中で高まる、今現在世界最高峰のジャズシンガーの一人である、Jose Jamesのインタビューです。

世界トップレベルのミュージシャンが、さらに自分を高めるため、時間を見つけてレッスンに通い教えを請う姿。
また、超ハードなスケジュールと生活リズムの中で、常に最高のパフォーマンスを繰り出すために自分を律するストイックさと、それを維持する精神力。

月並みな表現になりますが、本当にスゴイんだなと思います。
彼に限らず、どの分野であっても、プロを自覚し、常に自分をアップデートしていく人というのは、こういう人なんだなと。

彼の話からは、生徒だけでなく、我々大人も(大人こそ?!)学ぶべきことが多いと感じます。
目指す自分を明確に描いて、それに向けて妥協なく取り組んでるか?
どのステージに自分があるかに関わらず、更に上を目指し、謙虚に学ぶ姿勢を持っているか?
そして、それを実績しているか?

目標の達成とは、その取り組みの結果なわけです。
慢心、傲慢、悲観、いずれも簡単に陥る感情です。しかも、場合によっては自分を楽にできる感情でもあります。

しかし、人生を真剣に生き、充実したものにするためには、彼がしめしたような姿勢が必要なのだと改めて実感させられました。