香港学習塾 epis Education Centre

蘇州教室 教室長ブログ

教室長黒田吉紀

岐阜県出身。大学時代は雪国で雪氷学を学ぶ。趣味はスノーボードと、雪をこよなく愛するが、実は寒さに弱い。2010年香港に渡り、雪とは無縁の生活に。香港では入試センター長を務め、日本全国の入試情報に精通。2015年に理系のスペシャリストとして中国蘇州に赴任し、2017年からは教室長として奮闘中。熱血指導が故に、冬でもYシャツ一枚、腕まくり。しかし、ただのぽっちゃりがそうさせているとも…。

秋の企画授業♪


勉強の秋です♪
今日は、低学年向け(小学1・2年)の国語の企画授業を行いました。
たくさんのお子さん、保護者の方に参加いただきました。ありがとうございます。
おむすびころりんを題材にゲームをしたり、楽しく国語を学んでいきました。

会話の言語は日本語だったり中国語であったりすると思いますが、日本人学校に通う生徒の学習言語は日本語になります。学習言語を学年相当の力を身につけていくことが今後の学習には不可欠であり、第二の言語や第三の言語を伸ばしていくためにも必要です。
そのために、今後も低学年からの国語の学習のサポートができればと思っています。

今月末、来月にはプログラミングの企画授業や理科の実験教室も行う予定です。ご期待ください!


秋の数学企画授業

9月8日(日)に中1・2を対象とした数学の企画授業を実施しました。

三平方の定理(ピタゴラスの定理)の証明をkeynoteとロイロノートを使って取り組みました。
まずは、三平方の定理の導入から入り、パワーポイントを使い、説明をしていきました。

その後、用意した6種類の題材から数個選び、各グループ証明を考えていきました。keynoteを使い、図形を動かしながら、重ねたりしながら証明を進めていきます。まとまったところでロイロノート で証明を完成させていきます。そして、最後に各グループ発表してもらいました。

三平方の定理は100以上の証明がされています。数式を使い証明をしていくものもあれば、面積を分割したり、等積変形させたりしながら図形で考えていくもののあります。
証明の単元は取っつきにくいイメージがあったりするかもしれませんが、証明は数学の本質でもあります。

今回の企画授業で、少しでも証明に興味を持ってもらい、発見した時の喜びを感じてもらえたら嬉しいです。実際、証明できた時の表情は「おお!やった!できた!」といった感じだったので、良かったです!

次回の企画授業をお楽しみに!





「第5回親子でアルゴ大会」を開催しました!

こんにちは、蘇州教室の水野です。
七夕の今日、「第5回親子でアルゴ大会」を開催しました!
日頃の生徒さんの成長をご覧いただき、また保護者の方にもアルゴの真髄をご理解いただこうと始まったこの企画。今年で早くも5回目となりました。
「僕の活躍を見て!」「お父さんと練習してきたよ」目をキラキラ輝かせた生徒さん達が続々と集まってきます。さあ、いよいよ開始です!
まずは、ピーキューブの「ものまね積み木」と「箱詰め」から。生徒さん、保護者の方、どちらがどちらに参加するか決めていただき、「よーい、スタート!」
「お父さん、頑張って!」「違う、そうじゃないよ」生徒さんからは厳しい指導がバシバシ入ります。
いいところを見せたいお父さん、頑張ります。「どうだ!できたぞ!」「やった!やった!」
生徒さんの番になると、保護者の方が目を見張ります。「え、もうできたの!?」「すごい!」日頃の練習の成果が見せられて、生徒さん達は大満足。顔全体がにっこり笑顔になります。
続いてはジオワンです。これは、生徒さん、保護者の方、それぞれに違うテーマでトライしていただきました。前に出されたお手本を見て、「あ、なんだ、簡単じゃん」と思うのと、実際にやってみるのとは全くの別物。「こんなに難しいのやってるの!?」「そうだよ〜」生徒さんのドヤ顔が印象的です。また完成した時の保護者の方の表情が素晴らしい!!難しい取引を成功させたかのような満足なお顔でした。終わった後は、皆さんハンカチで額の汗をぬぐっていらっしゃいましたね。わかります、緊張しますよね。
さあ、いよいよ今回のメインイベント、アルゴゲームです!ここまでで勝ち取ったポイント数が多いチームが、決勝進出となります。サクサクとカードを当てていくご自分の息子・娘を見つめ、思わず「なんでわかるの?」そうなんです、すごいでしょ?アルゴでは「見える力」「詰める力」を鍛えていきます。アルゴゲームは、この「詰める力」の結晶なんです。今ある手がかりから、論理的に物事を考え、答えを導き出していく。生徒さん達は、日々成長していってますよ。
同点のチームの3位決定戦を経て、いよいよ決勝戦です!!
「お母さん、がんばって!」「いや、お母さんにまかせないでよ」周囲から笑い声が起こります。参加者全員に見守られ、今までにない緊張感の中で決勝戦が始まります!1枚カードが当てられるごとに「おお〜」と聞こえるオーディエンスの声。緊張が高まります。その緊張でさえも味方につけたIチーム、見事第1位に輝きました!おめでとうございます!第2位はIチーム。静かに状況を把握し、的確に進めていく姿がカッコ良かったです。第3位はMチーム。ぐんぐんと成長した生徒さんがカードをバシバシあてていく場面が印象的でした。
「第5回親子でアルゴ大会」に参加していただき、誠にありがとうございました!これからもガンガン盛り上げていきますので、よろしくお願いいたします!


イベント「ちきゅうと地球について知ろう!」

「サイエンスの魅力に触れ、疑問に思ったことを積極的に発言することを軸に過ごしてもらいたい!」ということで企画したサイエンスカフェ。


参加学年は小3、4年の16名。今回は4つのグループに分かれてグループ対抗で進めることにしました。
初対面の人もいる中でグループ名を決めるために誰がリードするか、自分の意見を言えるか、、、最初が鍵となります。


地球が約1.6cmとすると太陽は約何cmか、という問題には太陽の直径が地球の直径の約109倍だと知っている人は、その場で計算をして数値を出している人もいました!
数字だけでなく実際に比較できるものを目の当たりにして驚いている姿も印象的でした。



地球の内部に関する問題を出した後に、日本が誇る地球深部探査船「ちきゅう」を紹介したところ初めて知る人ばかりで皆、興味津々。


長さは新幹線約8両分、高さはビル30階相当で船の高さが世界一である「ちきゅう」のミッションのひとつには「マントル掘削」があります。

このマントル掘削を目指しているのは唯一「ちきゅう」だけ。



「どうやって掘るの?」、「いつ掘れるの?」など疑問もたくさんあがってきて積極的な姿勢にうれしくなりました。


「ちきゅう」では日本が中心的な存在を担っているのですが日本だけではできないことなのです。いくつもの国が協力してこの壮大なミッションに取り組んでいることや、いろいろな国の人、役割の人で成り立っていることも知ってもらいました。
「デリック(やぐらのこと)にのぼりたい!」「楽しそう!」、「乗りたい!」という声も続々。


グループごとに考えをまとめる場ではお互いの意見に耳を傾けながら話を進めて、ひとつにまとめあげる姿も頼もしかったです。実験をいれずに90分どれだけ集中できるのか、正直、心配した部分もありますが「ちきゅう」の魅力にはまってくれたようであっというまに時間が過ぎていました。



宇宙のことはメディアで話題性が高い印象がありますが、私たちが住んでいる惑星「地球」はまだまだ謎がたくさん。足元は意外と(!?)遠いのです。
マントル掘削達成に向けて応援してくれる仲間が増えてくれたらうれしいです。


by ゆずりは


毎年恒例、出前授業

今年も立命館慶祥中学高校の吉田先生にお越しいただき、午前中は保護者向けに説明会、夜は中学生向けに出前授業をしていただきました。

説明会では、多くの保護者にお集まりいただきました。
大学入試改革を始め、日本の教育事情についての話では、これからのお子さんの進路について考えさせられる内容だったと思います。学校の魅力もたっぷりと紹介いただき、あっという間の1時間でした。

そして夜は、蘇州教室開講から恒例となっている出前授業です!昨年は国語の授業でしたが、今年は英語の授業です。
エピスに通う日本人学校の中学生は全員出席してくれ、教室は生徒でいっぱい。そして皆、表情は真剣そのもの。先生も熱が入ります。
英作文の書き方など、生徒にとって大変勉強となる時間でした。