シドニー教室2018年度のStudent of the yearとして、４月から大学生になるK.N.くんを推薦します。約半年間に渡る長期の大学受験、本当によく頑張りました!!
　帰国生の大学入試は楽だと思われがちですが、けっしてそんなことはありません。文系学部の場合、TOEFL、小論文、現代文読解の他、志願書の作成や面接の準備が重要になります。Y12生は学校ではHSCに向けての勉強、塾では日本の大学受験の準備という二足のわらじを履かねばならず、エピスのY12生は本当によく勉強していると思います。
　さて、僕が今回Ｎを推薦した理由は、どんなに厳しい状況に追い込まれても最後まで諦めずに粘るその姿勢を素晴らしかったからです。中学、高校、大学と日本の入試は当日の筆記試験で結果が決まるものが多いため、試験当日のちょっとしたミスや精神的コンディションで合格を逃すことも少なくありません。ここで問題なのは、次の入試にその結果を引きずってしまったり、自信を失って諦めてしまったりすることです。
　Ｎも受験開始直後はなかなか結果をつかめず辛い期間がありましたが、腐ることなく、諦めず、努力を続けた結果、最後に大輪の花を咲かすことができました。努力は必ず報われるというこの経験は、Ｎの今後の人生の大きな財産になることでしょう。本当におめでとう。でも、これからが本番だぞ！

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