算数
【授業内容】
予習シリーズ(下)
第16回 濃さと比
食塩水の濃さの問題で、比を活用するのがテーマです。
後半で、面積図やてんびん図という考え方も取り入れて慣れていきます。
5年生のテキスト上巻で「食塩水の濃さ」について学習済みなのですが、それを未習の人は初めて濃さを扱うことになるかもしれません。
該当者は、上巻の基本的なところも宿題に出しますので、これを機会に追いつきましょう。
例題1・2 濃さと比例・反比例
食塩の重さ=食塩水の重さ × 濃さ なので、
・食塩の重さが一定の値のとき、「食塩水の重さ」と「濃さ」は、反比例の関係になります。
・食塩水の重さが一定の値のとき、「食塩水の重さ」と「濃さ」は、比例の関係になります。
・濃さが一定の値のとき、「食塩の重さ」と「食塩水の重さ」は、比例の関係になります。
このことを利用して、途中で水だけを蒸発させる問題や、水だけを加える問題を、それぞれの容器の中にある食塩の重さを求めずに解くことができます。
例題3 複数の比を使う問題
食塩の重さ,食塩水の重さ,濃さのうち、2つの大きさの比がわかっていると、残りの1つの大きさの比は求められます。それを練習する問題です。
例えば、食塩水AとBについて
食塩水の重さの比 A:B=3:4
濃さの比 A:B=2:5
のとき
溶けている食塩の重さの比 A:B=(3×2):(4×5) になります。
【宿題】
濃さが未習の人・・・上巻第6回 「濃さ」 例類題1-例類題3 も解きましょう。
テキスト p.168 例題1 - p.171 類題3 まで
計算テキスト 第16回
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担当 東本 tohmoto@epis-edu.com