4SY 4月30日(火) 授業報告
算数
第11回 三角形の面積
面積とは(復習)
四角形の面積の公式を復習
三角形の面積
直角三角形⇒2つくっつけると長方形になることから、「底辺×高さ÷2」で面積が求まる
直角二等辺三角形⇒直角三角形とみて、底辺高さがわかるときはそれを使う
直角にはさまれている所ではない辺の長さしかわからないときは、
4枚集めると正方形になることを使う
三角形⇒2つくっつけると、平行四辺形になることから、「底辺×高さ÷2」で面積が求まる
まとめると、長さがわかる1辺を底辺と見たとき、のこりの1頂点から底辺に引いた90度に交わる長さを「高さ」とみる ⇒90度をしっかり意識して考えましょう
1頂点から引いた線が底辺の上に降りなくても、底辺が乗っている直線状に90度に降りればそれは高さになります。
この「頂点がななめにずれている形」は、やはりみんな苦手になります。特に三角形の向きが変わるとより見にくくなります。テキストの問題を解いて、慣れていきましょう。
慣れるまでは、問題の図を回して、底辺と高さの関係をよく見られるように練習してほしいです。
例題1~2 三角形の面積の公式の確認
例題3 四角形の面積
そのままでは「名前のない四角形」なので、直接面積を出すことができません。
そこで名前があって、面積が求められる図形の組み合わせで考えます。
方法1 足し算方式
図形に直線を引いて2つ以上の「名前のある図形」に分けて、それを合わせることで解きます。
方法2 引き算方式
(図形に直線を引いて)2つ以上の「名前のある図形」に分けて、その差を求めることで解きます。
どちらも「90度がどこにあるか」をはっきり意識して、「底辺・高さの組み合わせ」を探しながら解くことが重要です。
前回も書いた表現ですが、「直角マークを見たら、高さとみられないか考えよう」という話をしました。
1辺の長さしかわからない三角形と、名前のない四角形 が面積が等しい という条件では面積も計算できないので、「面積が計算できそうな形に変える」という考え方が大事になります。
アとイに浜されている三角形を合わせると、どちらも「面積がもとまる三角形になる」ので、面積を比べることができるようになります。
こういう問題は、なかなか初めは解けない人も多いです。出題パターンに慣れているための復習が重要です。
【宿題】
・今日の内容の復習 テキスト p.100-107 例類題1?4+基本問題
(余力のある人は、p.108,109の練習問題にもチャレンジしてみてください。)
・計算 「第11回」
*テキストには書き込まず、ノートに書いて計算しましょう。
計算途中は必ず残しておいて、間違えたときにどこで間違えたのかを確認できるようにしておきましょう。
担当:東本(とうもと)
tohmoto@epis-edu.com
