香港学習塾 epis Education Centre

epis Education Centre 教室案内

ちょっとした本の紹介

今回の教室長ブログは本を紹介したいと思います。
おそらく多くの方にとっては何の興味もない本なのではないかと思います。
『東京大学のアルバート・アイラー』という2巻からなる、東大での講義録。講師は菊地成孔という日本を代表する音楽家、とは言えクラシックや正当的なジャズ畑出身のいわゆるステレオタイプに当てはまる「音楽エリート」とは、完全に一線を画す人です。どちらかと言うと、万人が「良い音楽だね」と全く思わないような、先鋭的で、ちょっと聞いた分には逆に「不快」に感じるような音楽をやる人です。本のタイトルにあるアルバート・アイラーという人が、そういう人なので、菊池氏の本のタイトルとしてはしっくりくるのですが。

この本、正直に申し上げて、書いている内容の半分ほどは理解不能です。氏自身、名門バークリー音楽院で学び、その理論を身につけている方で、その「バークリーメソッド」を崩していくということもテーマの一つとなっており、その過程で、音楽理論に止まらず、まさかまさか、数学や物理学にまで踏み込んでいき「和音」「倍音」などについて説明しています。
かと思えば、中世ヨーロッパから現代に至るまでのダンスの歴史や、ジャズの発生をクラシック、ブルースの歴史を紐解きながら解説するなど、尋常ではない深さで音楽を語っている本です。

で、なぜこの本を紹介しようと思ったのかと言うと、これが東京大学の正式講義であるということに衝撃を受けたからです。確かに、内容を見れば、超アカデミックで理論で攻めまくるものです。しかし、こういう、謂わばメインストリームから大きく離れた人とテーマを採用し、しかも一回きりの特別講義ではなく、通年のコースで単位が発生するコースとしてオファーする東京大学のメンタリティーが凄いわけです。「いや〜、僕も東大生でありたかったなあ」と、この本を読んで本当に思いました。もっとも、この講義は「もぐり」も相当数いたようですが。




3月15日(月)6SY-W算数の授業報告

算数

【授業内容】
予習シリーズ第6回 立体図形 練習問題
土曜日に学習したことが、実際に問題となったときに柔軟に活用できるかどうかが問われる良問が揃っています。このレベルが問題なく解けることが立体図形を得意分野にする第一歩だと言えます。特に、求積問題(体積や表面積を求める問題)を得点源にできるようにしたいところです。

【宿題】
(1)今日の復習(例題解き直し)
(2)チャレンジ問題(次回授業まで)
(3)基本問題(次回授業まで)
(4)基本のチェック(実施回にこだわらずにどんどん進めましょう!)
(5)計算 第6回(次週土曜日まで)
(6)週テスト過去問題 第6回(次週土曜日まで)
※解答は必ず保護者が管理し、できれば、丸つけをやってあげてください。

組分けテスト解説部分の録画です。
https://us02web.zoom.us/rec/share/2cR-qB0xWlXobtER3GN5DBcOm5FvlJrTETzmBPteuCet2nqnZPJNs7aCFAjiiw.MKt8Qj_8eWHK2cc- (パスコード: 2u?49%2C)


春期講習始まりました!

本日3月15日から春期講習が始まりました。
今年の蘇州日本人学校の春休みは約1ヶ月半とかなり長め。
中国国内は比較的コロナが落ち着いているとはいえ、まだまだ気軽に移動はできない中、やることが少なく暇という生徒も多い様子。こんな時こそできる勉強や学びがあるはずです。
春期講習頑張っていきましょう!




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