香港学習塾 epis Education Centre

epis Education Centre 教室案内

11月19日(月)の授業報告「算数」

11月19日(月)の授業報告「算数」
◎授業内容
(1)きらめき算数(P14・15カードめくり)
(2)はなまるリトル分数(P)

きらめき算数は条件整理の問題でした。星3つの問題でしたが、比較的早くできる子が多かったです。これまた最後の問題は試すことが必要でした。いくつか候補が出てくるのでそれを試して正解を出すという練習は今の時期とても重要です。
はなまるリトルでは引き続き分数です。少し前に小学生が考案した「分数ものさし」というものが話題になりましたが、分数の計算はつまずきやすい単元でもあります。来週分数のたし算、ひき算に入っていく予定ですが、分数の理解をどんどん深めていきましょう。

◎宿題
(1)きらめき算数(P22・23ほんものはだれだ)
(2)はなまるリトル(P103)計算問題に取り組みましょう


11月19日(月)の授業報告【国語】

4SY 11月19日(月)の授業報告【国語】

【授業内容】
「第12回(知識)」
ことわざを学習しました。ことわざには何で、どのような種類があるのか、も
自分で説明できるようになっているといいですね。

【宿題】
※漢字は毎日コツコツとりくみましょう
11月21日(水)までの宿題
・予習シリーズp101の復習
・予習シリーズP94-95 解く
・予習シリーズP96-97 音読1回、わからない語彙は調べてノートにまとめる

11月26日(月)までの宿題
・漢字とことば 下 第12回
(知識は繰り返し復習をしたいので書き込まずにノートに解いていただきたいです)
・漢字テストの練習(漢字とことば 下 第12回)
・演習問題集(第12回)
書き抜いて答えるときは、本文の該当する箇所に印をつけることを必ずしましょう。
(いずれも丸つけまで。できるだけおうちの方に丸つけしていただけるとありがたいです)


11月19日(月)の授業報告【算数】

11月19日(月)の授業報告「算数」
◎授業内容
(1)予習シリーズ下 第12回 通過算

通過算を学習しましたが、通過算は図(絵)を描くことが重要です。その絵を利用して解いていきましょう。
2つの列車の旅人算は、それぞれが動くので考えにくいですが、列車の上に人を立てて考えていきましょう。

◎宿題
(1)予習シリーズ第12回 類題4・6、基本問題残り、復習問題
(2)計算第12回


11月19日(月)の授業報告【国語】

11月19日(月)の授業報告「国語」
◎授業内容
(1)書く力をつける(発想の訓練)p30-33
(2)はなまるリトル(気持ちを読み取ろう)P8-9
(3)漢字確認プリント(範囲:国語の教科書「漢字の意味」)

◎書く力を鍛える
今日は、「状況と結果から原因を考える問題」に取り組みました。本質的にはとても難しい単元学習でしたが、できる限り楽しく自由に発想させることを心がけて雰囲気作りをしました。その結果、みんな自由にいろんな発想を発表してくれていました。

◎読む力を鍛える
前回の続きで、実際の国語のテストにおける設問(下線部の内容説明)について、「どのあたりに答えが書かれているのか」という根拠探しの基礎を指導しました。今後も、こそあど言葉形式の設問に対する答えの探し方など、大学入試までずっと使える解法パターンを教授していきます。

◎語彙力を鍛える
今後、授業の中で国語の教科書(単元別)に新出する漢字の練習を行っていきます。今回は、「漢字の意味」のお話の中で新出する漢字の練習をテスト形式で行い、自己採点させることで、書けなかった漢字や間違った漢字を直ぐに書き直しさせることができました。

◎宿題
(1)辞書引き

今回、発想の訓練でおこなった問題形式が、実は京都大学の英語の二次試験にも出題されています。文章の構成力だけでなく、発想力・表現力を推し量ろうとする大学側の意図が読み取れる問題です。今、3SJでやっていることが、実はこんなところにもつながっているということを実感いただければと思い、プリントを配付させていただいております。日本語で構いませんので、一度、お家の方でも取り組んでみてくださいね。


深センにおけるSTEM教育の実践 Nanshan School Maker Faire(南山学校創客節)

6歳の子供のプロジェクト

2018年11月17日、深セン市南山区の海上世界文化芸術中心にてNanshan School Maker Faire(南山学校創客節)が開催されました。School Maker Faireというのは、その名の通り学校のMaker Faire(DIYのお祭り)で、生徒たちがSTEM、アート、Make(メイク、創客)などの授業やクラブで作った作品を展示するイベントです。Maker Faire同様、作品を展示するだけではなく、各ブースに製作者や今回の場合は担当教師がいて、製作にまつわる話を聞くことができます。


洪水に備えた土地の活用に関するプロジェクト

今回参加していた学校の多くはPBL(Project Based Learning、項目式学習)を採用しており、担当の先生によると、「STEM」や「Make」という教科が重要なのではなく、PBLでSTEMを学ぶことが大きな意味があると話してくれました。

STEM教育というと、何を思い浮かべるでしょうか。ロボットをプログラミングしたり、Scrachでゲームやアニメーションをプログラミングしたりすることを思い浮かべるのではないでしょうか。

「STEM教育」というバズワードが一人歩きして、STEMのそれぞれの頭文字に当てはまれば、STEM教育と自称して売り出す商品やサービスがあふれかえっているので、「STEM教育」=「プログラミング、ロボティクス」という印象が強くなってきています。

STEM教育とは何かを定義したり、議論したりするつもりはありませんし、その呼称よりの中身が重要なことはいうまでもありませんが、今回の参加校の取り組みを見るとSTEMのイメージが大きく変わる人もいるかと思います。


5歳の生徒のプロジェクト

右の写真は5歳の子供達の作品です。これは石器時代の道具を自然にある物だけで作ろうというプロジェクトで、写真中央下に写っているのは、「たまごの殻の器と植物の茎を利用したストロー」、右下は「貝殻のお皿と植物の茎で作ったスプーン」です。自然にある物だけを使って、自らの手で物を作りあげることで、改良点が多々あることに気づくことができます。それを改良してよりよい物にしていく過程にこそ学びがあります。課題を決定すること、問題を解決すること、チームと協力することなど、ものづくり(Make)をする中での学びは多くの要素を含んでいます。

このように一切コンピュータやロボットに触れることのない学びの中で、社会、理科、技術(工作)、美術などが融合され、教科横断的に学ぶ手法でSTEM、Makeの授業が行われています。

STEM、Makeは、その過程にこそ意義があり、プログラミングはあくまでも手段です。プログラミングを単純に学ばせる必要があるのであれば、それは「プログラミング」の授業や「コンピュータ・サイエンス」の授業を別に設定する必要があります。


micro:bitを使った作品

左の写真の作品を展示していた学校の先生にお話を伺いました。先生はテクノロジー関連の担当の先生ということで、生徒達は週のSTEMなどの授業回数をたずねてみると、その学校の場合は授業は全くないとのことでした。

それではいつ学んで、いつ作品を作ったのかというと、昼休みと放課後の時間を使っての作業とのことでした。授業やクラブということではなく、生徒が何かを作りたいと思ったら、空いている時間に学校の作業スペース(Maker Space)に行き、先生と相談しながらプロジェクトを進めているとのことです。

自らの意思で、学ぶことを決め、時間を設定しています。これは学びというよりも、子供たちの意識としては「学び=遊び」に出来ている点で に理想的な形と言えます。

いくつかの学校が同様の方式で生徒の自主性に任せながら学びの環境を提供していました。中国の教育というと画一的、全体主義的なイメージがあるかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。


会場で行われたワークショップ

「一度決めたことはやり通す」という初志貫徹型の日本に対し、「間違いに気づいたらすぐに改善する」という朝過夕改型の中国は、経済の発展だけではなく、教育の分野でも発展し始めています。

同じ東アジアの中国と日本は教育における親和性は欧米より高い部分もあると思います。STEM教育、プログラミング教育で先行している中国から成功例、失敗例を学び日本のプログラミング必修化に活かせるのではないかと思います。


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