新4SY 3月5日(火) 授業報告
算数
以下のアドレスでご参加いただけます。
3608057229 https://us02web.zoom.us/j/3608057229
【授業内容】
・第6回 小数と単位
小数とはどういう数なのか、なんとなく知っている人は多いと思うのですが、あらためてここで確認しました。
数直線上で0と1の間を分けて、1より小さな数字を考える。10等分したときの1つ分を「1/10(分数)」と表し、これは「0.1」とも書く。この「1」の位を「小数第1位」と言う。
数直線上で今度は、0と1の間を100等分したとき、つまり0と0.1の間を10等分したときの1つ分を「1/100(分数)」と表し、これは「0.01」とも書く。この「1」の位を「小数第2位」と言う。
小数は生徒にとって、「数」としてイメージしやすいのですが、「分数」が「数」として認識できるようになるには、大人が思う以上に難しいところがあります。
次回(第7回)は分数を扱うことになっていますので、そこで話をしますが、小数も分数も1より小さな数を表すことのできる「数」として扱えるということをチャンスがあるたびに伝えていきます。
その後、位取りとしての小数の練習を行いました。
例題1 小数の位取り
例題2 小数の足し算・引き算
整数の時と同じように、たし算・引き算は位をそろえて行います。
そのためには、「小数点の位置をそろえる」ことが大事になります。
例題3・4 長さ・重さ・かさ の単位 と小数の利用
長さは「m」を基準にして、
1kmはその1000倍の単位なので、1km=1000m
1cm はその100分の1の単位なので、1m=100cm
1mmは1cmの10分の1の単位で、1cm=10mm
1mをそれより短い単位でまとめると 1m=100cm=1000mm
重さは「g」を基準にして、
1kgはその1000倍の単位なので、1 kg = 1000 g
1mgは1gの1000分の1の単位で、1 g = 1000 mg
かさは「L」を基準にして、
1kLはその1000倍の単位なので、1 kL= 1000 L
1dL は 1L の 10分の1の単位で、1 L = 10 dL
1mL は 1L の 1000分の1の単位で、1 L = 1000 mL
また、1L=10dL=1000mL なので、
1dL=100mL
(特に最後の「かさ」の単位は苦手にする人が多いので、問題を解いて慣れていきたいです。)
そして、そこに小数が関係してきます。
例えば 1.5kg = [ ] g などときたら
1 kg = 1000g だから
0.1kg = 100g となって、[ ]には1500が入る などと、慣れるまでは1桁ずつづらした量を並べて
位をそろえていくと良いでしょう。
さらに、単位の異なる量の足し算や引き算は、「単位をそろえてから計算」します。
その時に、答えが「何の単位で答える」ことを問われているのかをよく確認して、その単位にそろえるようにします。
【宿題】
テキスト p.52-59 例類題1~4,基本問題
計算 第6回
余力のある人は、ぜひp.60,61の練習問題にもチャレンジしてみてください。
*宿題はすべて答え合わせと直しまで。
*テキストには書き込まず、ノートに書いて計算しましょう。
計算途中は必ず残しておいて、間違えたときにどこで間違えたのかを確認できるようにしておきましょう。
担当:東本(とうもと)
tohmoto@epis-edu.com)