新5SY 2月23日(金)の授業報告
算数
【授業内容】
差集め算は、2つの量を比べるタイプの練習問題の1つです。
2つ量の差に注目して解いていくのですが、原則は「2つの量を同じ個数集めたとき」に
「1個当たりの差×個数=全体の差(差の合計)」であることから
「1個当たりの差=全体の差÷個数」
「個数=全体の差÷1個当たりの差」であることになります。
例題1 差集め算の復習
買った個数が等しいため、80円と60円の差である20円が、全体の差の合計の180円の中に何回あるかを考えます。つまり 180÷20=9 なので、6回入っているとわかります。
よって、リンゴもミカンも9個ずつあるとわかります。
最後に、問われているのがAさんの払った金額なので、代金を計算しなおすのを忘れないようにしましょう。
例題2 過不足の量と差集め算
どの問題も、元々用意した全体の量があって、それを配り方を2通りに変化させていく問題です。
「配ろうとした量=1人当たりの個数 × 人数」の差がどうなるかを、用意した全体の量との比較で調べます。そのためには、用意した全体の量を書き込んだ2本の線分図を描くことが重要になります。
(1)は、全体の量に比べて 配ろうとする量が一方は多く(余る)、一方は少ない(足りない)問題
(2)は、全体の量に比べて 配ろうとする量がどちらも多く(余る)なっている問題
(3)は、全体の量に比べて 配ろうとする量がどちらも少なく(足りない)なっている問題
です。
差集め算なので、「2つの配り方についての全体の差」がいくつになるかをはっきりさせることが重要です。それを線分図を描いて読み取るようにしましょう。
例題3 個数が違う差集め算 その1
2つの条件で、お菓子をかう個数が同じではありません。そのままだと、差集めの割り算ができないことになります。
よって、多い方の個数を減らして、2つの金額を「同じ個数かったとした場合に、何円の差になるか」に直します。そうすると、普通の差集め算と同じ考え方ができるようになります。
例題4 個数が違う差集め算 その2
この問題は、代金に注目して、「予定の金額」と「実際の金額」の条件を比較します。
例題3と同じように、個数がずれているので、多い方の個数を減らしてそろえることで差集め算を使います。全体の差を調べるときに、どちらの条件でも同じとなる「持って行った金額」と比べることで調べます。
【宿題】(3月1日(金)までに解き終わってください。)
・計算 第4回
担当 東本 tohmoto@epis-edu.com