香港学習塾 epis Education Centre

What's epis

卒業生の声

私を育ててくれた実家のような場所

2009年 卒業 N.C. さん

プロフィール

  • 渋谷教育学園幕張高等学校 卒業
  • 早稲田大学教育学部国語国文学科

 父の転勤でやってきた香港で、私は今の私を形作るたくさんの人、モノに出逢いました。そうした中で、エピスは私を育ててくれた実家のような場所です。
 私は中1の冬に、友達に誘われて入塾しました。はじめのうちは一緒に入塾した友達とみっちり基礎を叩きこんでもらいました。そのおかげで授業は毎回おもしろく感じられ、エピスに通うのが楽しくてしかたがありませんでした。
 しかし、受験が迫った中3になっても数学が苦手なままで、得意な国語や好きな英語ばかり勉強していました。模試の成績もモチベーションも科目ごとに起伏の激しかった私を、ずっと根気よく指導してくださった先生方には感謝しきれません。国語と英語の授業には知的好奇心をくすぐられ、数学の授業では論理的な思考回路と根性を叩きこまれたエピスでの3年間は、私の血肉となり、今を作り、未来へ導いてくれる時間です。
 過去になっても色褪せることなくあの日々を思い出せるほど、勉強に打ちこめたことを幸せに、誇りに思っています。また、共に学んだ仲間から受けた、私の甘えへの鋭い指摘は一生忘れられない戒めです。
 そんなエピスに支えられて合格し、入学した高校は私の第一志望ではありませんでした。しかし、学ぶことの楽しさを知ったおかげで高校生活は誰よりも充実していたと思います。日本に戻りエピスを卒業しましたが、いつまで経ってもエピスは私の家であり、先生方や仲間たちは、家族であり同志でした。
 「エピスってどんな塾?」と聞かれたら、「勉学はもちろん、人が生きていく上で必要な心を教えてくれる場所」だと迷わず答えます。そして、それぞれの夢に向かって羽ばたく時、ここで過ごした時間が何よりも私たちの生きていく力になります。ここで学べる皆さんは、本当に幸運だと思って全力で勉強してください。応援しています!
 進学校に通う私を心配し、浪人の1年間は連絡を怠っていたにも拘わらず、ずっと見守ってくださっていた先生方の暖かな支えを胸に、大学でもまた新しい一歩を踏み出していきます。エピスでもらった先生方の熱い想いを、今度は私が次の世代に伝えるために。


同じ教室の卒業生