香港学習塾 epis Education Centre

フランクフルト教室

教室長ブログ

英単語の学習どうしてる?

久しぶりに英語の学習についての。
こういう語彙の問題、おもしろいと思います。

Instructions: For each question, choose the best option to complete the
sentence.

Effective communication is ___________ for collaborative research, ensuring that all
team members are aligned on objectives and methodologies.

a) peripheral
b) superfluous
c) paramount
d) negligible

もし、このような意図の表現をしようとした時、ブランクに該当する言葉は、「important」と同義の単語になると思います。
ライティング指導の際に、essentialやcritical、vitalなどの語彙を互換として用意しておくように伝えるのですが、この問題の選択肢の中には想定していた語彙が含まれていません。

さあ、困った。

文法・語彙演習をした時の授業で使用した問題なのですが、元ネタはGeminiに作成してもらいました。

・expressions in academic scene
・university entry level

この条件の下に作成しています。
日常的な口語ではありませんが、学術分野で用いる表現としては、まあ一般的というか使えると良いなという語彙チョイスかなと思います。
少々難しいですけど。

答えは、みなさん考えてみてください。

語彙を鍛える時に、みなさんはどんな取り組みをしているでしょうか?

自分は、このような実践の中から語彙をピックアップしていくのが良いと思っています。
以前は、リーディングの材料の中から拾っていくことがベストかなと思っていましたが、結局リストアップしたりする中で、文脈での使用シーンを考えて覚えていくというより、単語単体で意味を覚えていくことになりがちだなと思うことも少なくありません。

それは、それで有効ではあると思うので、やめる必要はありませんが、上で紹介したような問題を大量に解いていく中で身につける方がより定着するような気がしてきています。

以前は、問題集の問題を繰り返し解くというような取り組みになってしまい、限界がありました。
しかし、AIのおかげで、それこそ無尽蔵に問題を作成できるので、メチャクチャ有効な気がします。

単語帳片手に英語の勉強、否定はしませんが、もはや効率の良い学習メソッドではないのかもしれません。
やっぱりAI使わないとだめだなと思いますよ。
いまだにチートの道具だと思っていませんか??


教室長仲田 敬之

大阪八尾生まれ、京都府木津川市(奈良まで徒歩1分)育ち、京都と奈良のアイデンティティを手にいれる。関西学院大学在学中、アメリカ南部を一人旅、ジャズの衝撃を受ける。関学卒業後、アメリカ留学、英語力に磨きがかかる。中学・高校・大受受験の英語・国語・社会の文系教科指導から、補習校での指導経験を活かしたインター・現地校生への日本語・小論文指導までを幅広くカバー。