香港学習塾 epis Education Centre

シドニー教室 教室長ブログ

教室長坂本 龍

自身も現地校で海外生として暮らした経験から活躍の場を再び海外に求めて渡豪。日本の学習塾でも教室長として受験指導に当たっていた経験を活かし、シドニーでも子どもたちと一緒になって昼夜、笑あり・真剣な眼差しありの授業を展開中。1秒でも多く子どもたちの役に立てるようにありたいというのが根本にある。趣味は資料集や便覧を読むこと、楽器演奏とトレッキング、最近はジム通いも続けている。座右の銘は「Carpe Diem(日々を大切に)」。

大学入試目前に頼もしい助っ人登場!

ご存じない方も多いと思いますが、大学の帰国子女入試は例年9月から始まります。そして、早稲田・慶應・上智といった主だった私大は10月上旬までに入試が終わってしまいます。というわけで、大学入試まで約2週間と迫った現在、高校3年生は引きつった顔をしながら日々自習スペースで勉強に励んでいます。

こうした緊迫した状況の高等部に頼もしい助っ人が来てくれました。ちょうど1年前に受験して、現在は早稲田大学の商学部と社会科学部に通っているシドニー教室の卒業生たちです。


これから2週間の時間の使い方、入試当日の雰囲気、面接の詳細など、経験した者にしか語れない、もっといえば合格した者だからこそ言えるアドバイスを受験生たちに語ってくれました。この時期は日本は夏休みなので、毎年こうした感じで卒業生が激励に来てくれますが、本当にありがたい気持ちで一杯です。

また、今年の受験生とは面識のない数代上の卒業生たちも、LINEを介して面接での留意点や、Webサイトやパンフレットからではわかりにく学科選択などについて貴重なアドバイスをしてくれているようです。帰国生大学入試という非常に情報の少ない受験を経験したので後輩たちの不安な気持ちを理解できるのだと思います。

ところで、今日激励に来てくれた2人は大学生になって遊び呆けていることもなく、クラブ活動に専念したり、英検1級を取得したり、公認会計士になるべく学校に通ったりと将来のことを考えつつ大学生活を満喫しているようで頼もしい限りでした。今日は激励に来てくれて本当にありがとう。


Stay hungry. Stay foolish.

随分と長い間ブログの更新をサボりました。言い訳にしかならないのですが、受験シーズン中はそのことで頭がいっぱいでなかなか他のことに気が回らないのです。そうこうしているうちに入試も終わり、シドニー教室は2月29日より新学期がスタートしました。また新しい1年の始まりです。

新年度は新しい出会いと同時に別れの季節でもあります。憧れの学校に合格し、希望を胸に日本へ旅立つ子どもたちやその兄弟姉妹。また、受験学年を待たずに、お父様のお仕事の都合で帰国になったり、新たな赴任地へ向かう子もいます。

そして、今年はもう1つちょっと淋しい別れが...。シドニー教室で3年10カ月指導にあたった別府が香港教室に異動となり、本日旅立ちました。

別府は文系科目を中心に小学生〜高校生までを幅広く指導。いつも明るく元気で、時には元気すぎて隣の教室まで声が響き渡るようなエネルギッシュな授業はシドニー教室の名物とも言えるものでした。

今回、別府はこれまでのシドニー教室での指導実績が評価され香港教室へ異動となりますが、シドニー教室で培ったことを香港・中国華南地区の各教室に伝えるとともに、シドニー教室では経験できななかったことを新たに身につけてくれると思います。そして、いつかまたより一層パワーアップしてシドニー教室に戻ってきてくれることを願っています(あれ以上パワーアップされては困るという意見も一部ではありますが...)。

香港はエピス誕生の地。僕も通算10年近くを香港で暮らしました思い入れのある場所です。「もっと上を目指そう」というハングリー精神を常に持ち続け、常識や固定概念に縛られず、その時々の風向きを見ながら自由自在に生きている香港の人たちが暮らすエネルギッシュな街です。

Stay hungry. Stay foolish.
香港での別府の更なる活躍を心から期待しています。



全員完走!


9月20日(日)、中3・小6の受験生たちとSydney Running Festival(シドニーマラソン)に参加しました。昨年から始めたこの企画ですが、今年も香港教室から澤村先生、奥村先生が駆けつけ、もはやシドニー教室の恒例イベントとしてすっかり定着した感じです。

レース中、時折雨も降るような天気でしたが、受験生たちは元気一杯に9kmのコースを疾走。今年は男子が多かったこともあり、日頃からダーリングハーバーを走ってトレーニングしている別府先生でも中学生男子には敵わなかったようです。ちょっと運動不足気味の佐野先生はといえば...写真の表情から察してください(笑)。


ところで、僕は澤村先生とフルマラソンに出場したのですが、目標にしていたサブ4(4時間未満でのゴール)はなんとか達成できたものの、10歳以上先輩の澤村先生に8分以上も差を付けられてのゴールでした...。ちなみに昨年もハーフマラソンで惨敗していますが、授業力だけでなく、苦しい時を乗り越える根性もまだまだ敵わないようです。またどこかのレースで対決したいですね。次こそ勝つ!


チームTシャツ完成


9月20日(日)に行われるSydney Running Festival(シドニーマラソン)に中3・小6の受験生と講師たちで「チーム・エピス」を結成して参加します! このシドニーマラソンは、2000年のシドニーオリンピックを記念して2001年から始まった南半球最大のマラソン大会です。女子マラソンで日本人初の金メダリストとなった高橋尚子選手も走ったコースを一部使って行われています。

これから5カ月間、日曜日もスクールホリデーも返上して受験勉強に取り組む子どもたちにとってシドニー生活最後の思いで作りになればと思って昨年から始めました。シドニーの2大アイコンとなる「ハーバーブリッジ」を渡ってシティに入り、「オペラハウス」でゴールする9kmのコースです。別府Tが描いたチーム全員のイラストを背負ったオレンジ色の子どもたちがシドニーの街を疾走します! 

皆さん応援よろしくお願いします!


高校生が小論文コンテストで大活躍!

シドニー教室の鈴木です。大変ご無沙汰しております。すっかり更新が滞っており申し訳ございません。南半球のオーストラリアは寒い日々が続いており、早く暖かい春にならないかと待ちわびております。

さてさて、シドニー教室の高校生たちがやってくれました。先日終了した「毎日新聞主催・高校生小論文コンテスト」の予選をなんと3名の高校生が突破しました! 本当におめでとう! 全3回の予選はそれぞれ2000人ぐらいの応募があり、その中から各回わずか20名程度が予選通過者として選ばれたようです。

予選通過者は、東京・大阪で行われる本選に出場する権利があるのですが、さすがにオーストラリアから日本まで小論文を書きに行くのは難しく、2名は辞退。しかし、1名は行きますよ、本選に! 是非、本選でも日頃鍛えた文章力を思う存分に発揮して入賞してきてほしいと願っています。

最後に、予選通過はならなかったものの、何度も何度も書き直しをして応募した高校生たちもよく頑張りました。ここで培った力は必ず大学入試本番で役に立つはずです。それから、高校生たちを鼓舞し、アドバイスを与えながら書き直しをさせ続けた別府T、本当にお疲れさま。あまりにも素晴らしい結果にボクは本当に脱帽しています。

毎日新聞主催・高校生小論文コンテスト
http://mainichi.jp/sp/ronbun/

*「サンデー毎日」の誌面には第2回と第3回の予選通過者が掲載されています。第1回の予選を突破した高校生は、上記Webサイトで確認できます。