香港学習塾 epis Education Centre

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Student of the Year

【わかば深圳教室】 中3コース H.S.さん

 わかば深圳教室初代受賞者はH.S.さんに決定しました!おめでとうございます!
 Hさんは今年度の受験で、早稲田実業、慶応湘南藤沢、早稲田本庄と早慶を3校受験し見事3校全勝というすばらしい結果を残してくれました。この結果だけでもStudent of The Yearに選出される決め手となるのですが、2013年度に開校したばかりのわかば深圳教室にとって、この3つの合格はその価値以上の意味のある合格だと思っています。
 それはepisわかば深圳教室の生徒たちや、深圳に住むに子ども達へ自信・希望・勇気を与えられたことです。今回のHさんの合格は、深圳から日本のどんな学校にでも受験していけること、精一杯努力すれば夢が叶うということを身をもって証明したものです。深圳の日本人社会という狭い社会だからこそ、中学生だけではなく、小学生もその努力する姿を間近に見ることができました。多くの子ども達が「ぼくもがんばろう!」「私もやれる!」と思ったに違いありません。
 しかし、努力だけが彼女を合格に導いたわけではありません。最後に彼女の力を伸ばし背中をぐんぐん押し続けたのは「合格への強い気持ち」だと思います。宿題を淡々とこなすだけではなく、志望校へ合格したいという気持ちが彼女を支え、学習の効率・効果も向上していきました。これから受験をする後輩のみなさんも、自分の将来をよく考え、進学先をしっかり考えることが受験で成功する秘訣だということ胸に刻んでほしいです。
 Hさん、高校3年間はあっという間です。大学で何を学ぶか、将来何をしたいのかを見つけることも高校生活で大切なことです。部活、学業、精一杯楽しんでください!合格おめでとうございます!(渡辺先生推薦) 


【九龍教室】 中3コース O.T.くん

 この一年間で眠っていた才能を開花させた男。初めて会ったのは去年の3月、確かに英語のセンスには強烈なものを感じたことをハッキリと覚えています。しかしながら、月例テストの結果を見ていると、どうも数学が極端に怪しい。ただ、この数学さえ何とかすれば、ただならぬ「大物」に化けるオーラを放っていました。「このままではいかん!」T君の中でもその思いは、はっきりとあったはずです。その気持ちを払拭するべく行動に移したところから、実はT君の快進撃は始まっていたのです。
 思い返せばT君の志望校は始めから難関進学校ではありませんでした。恐らく一学期の時点では自分が洛南高校のような進学校に行く姿なんて想像もしていなかったのではないでしょうか?それが夏頃に「洛南高校に行く」という具体的かつ新たな目標を設定したことで、これまで眠っていた才能が目を覚まし始めました。8月のアドバンステストで、英語100点、合計も240点に迫ろうかという強烈な得点で周りの度肝を抜きました。その後も安定感は崩れませんでした。
 いよいよ、年が明け、直前合宿を迎え、人生初の東京へ。初めての東京でペースが乱れたのか、一時期数学が大崩れして周りをひやひやさせました。でも、その後、ホームの大阪に移ってからは「キレキレ」のT君に戻り、西大和を制覇。そして第一志望の洛南にも鮮やかに合格してくれました。見事の一言!
 さあ、いよいよ関西の猛者が集まる洛南での生活がスタートします。ここからが、本当の正念場です。持ち前の素直さと好奇心を持って、是非世界に羽ばたく「OGちゃん」へと成長して下さい。合格おめでとう。(仲田先生推薦)


【九龍教室】 6SYコース T.S.くん

 Sが本格的に受験勉強を始めたのは6年生の5月、エピスに来てからでした。
 週例テストはAクラスからのスタート。しかし、諦めたり、自分の志望校を下げたりすることはせず、前だけを向き勉強に取り組んでいきました。
 元々勉強が好きだったこともありますが、常に全て吸収してやろうと思う鋭い目で授業に臨み、その後の自習も群れることなく黙々と取り組んでいました。本人の努力の成果が実り、Cクラス、Sクラスへと成績を伸ばすことに成功。普段の授業を受ける仲間だけでなく、夏合宿や日曜特訓で香港教室のライバルと切磋琢磨することで大きく成長することができたと思います。
 もちろん、彼の入試が全て順調だった訳ではありません。理科社会の成績が伸びなかったことや、入試で失敗が重なり、中々前を向くことができないこともありました。しかし、それらを全て乗り越えることができたからこそこの合格を勝ち取ることができました。
 聖光学院、これはSにとってベストな選択だと思います。過去問の算数を解いているときに、難しいから楽しいと思う生徒は過去にもいましたが、解きやすいと言ったのはSが初めてでした。彼にピッタリ合っている証拠です。
 このSのチャレンジは海外からの受験生にとって大きな勇気を与えるものとなりました。あきらめなければ、6年生から始めても中学入試は成功する。挑戦すれば、理社を含めた4科入試で達成できる。後輩へ確かな道をつくってくれました。
 ここからSの未来にむけた一歩が始まります。すばらしい仲間が集まる聖光学院から大きく羽ばたいてくれることでしょう。 (長谷川先生推薦)


【香港教室】 6SYコース T.A.さん

2013年度のstudent of the yearは中学受験において素晴らしい結果を出したT.A.さんです。おめでとう!
T.A.さんの受験は、12月と1月に帰国生入試、2月に早慶中学3校を受験。結果は受験校全勝という華々しいものとなりました。
進学先は慶應義塾中等部。中学受験において、女子最難関と言われる学校の一つです。もともと慶應義塾中等部に憧れを抱いて中学受験勉強を始めましたが、最初から相応の学力が身に付いていたわけではありませんでした。5年生の間は、これと言った得意科目があるわけでもなく、苦手科目があるわけでもない、あまり目立たない存在でした。6年生になって、地道な努力の成果で少しずつテストの結果が出てきました。その中で、特に彼女の力が開花したことを印象づけたのは、夏合宿の共通テストでしょう。今年度の夏合宿では、小学5、6年生と中学3年生が参加し、2日目の夜には全学年生徒対象の国語と算数・数学のテストを実施しました。このテストで、T.A.さんは算数・数学部門で中学3年生や算数大好きな同級生たちを抑えて第1位、総合得点でも堂々の第1位の座を獲得。正直なところ、この結果には算数担当の私も驚いてしまいました。
それからは、算数は完全に得意科目となり、秋以降の模擬試験でも算数の実力はグングン伸びていきました。実際の入試でも、その実力を存分に発揮して、今回のような結果が出せたのだと思います。ただ、どの学校の入試でも、入試終了後には暗い顔をして家族の元に戻ってきていたそうです。試験結果に自信が持てなかったとのことですが、それだけに試験中には最後の1分、1秒を無駄にせず戦い続けたのだと思います。
これから10年間という学校生活でも、きっとT.A.さんは地道に努力を続けることができると思います。次はどんな目標を立てて、どんな道を歩むのか、今からとても楽しみにしています。(圷先生推薦)


【香港教室】 6SYコース N.T.くん

小学1年生からepisに通い続け、インターナショナルスクールからでも4教科受験が可能なことを証明したN.T.くん。2013年度のstudent of the yearに選出です!おめでとう!
N.T.くんは根っからの算数好き。小学校低学年のときはアルゴクラブに通っていました。算数オリンピック「キッズビー」ではトライアル大会を通過し、見事ファイナル大会出場を果たしたという、筋金入りの算数大好き少年です。
また、インターナショナルスクールに通っているにもかかわらず、国語、理科、社会のどの教科も苦手がないというのも日々の努力の賜物でしょう。
ただ、小学1年生から準備していると言っても、順風満帆な受験生活ではありませんでした。学校の勉強と、episでの受験勉強の両立に苦しんでいる時期もありました。受験学年になってから、得意の算数で苦手単元が克服できない時期もありました。そんな苦しい時期を必死に乗り越えて成長してきたからこそ、N.T.くんの受験結果は素晴らしいものになったと思います。
1月には最難関男子校の一つ、聖光学院に合格しましたが、英語を利用して受験。2月は慶應3校を受験して見事3校とも合格。こちらは国算理社の4教科での受験でした。海外生としてのメリットを生かし、なおかつ国内の一般生と4教科で戦える学力を身につけた彼ならではの受験パターンだったと言えます。
進学先は慶應義塾普通部。学校見学で労作展が素晴らしかったことが、進学先とする決め手になったとのこと。epis卒業パーティでは「労作展で金賞とります!」と意気込みを語ってくれました。N.T.くんのように海外体験豊富な生徒は、進学先でも貴重な存在のはず。これからの学校生活では、周りをリードしていくような存在になり、大活躍してくれると期待しています。(圷先生推薦)