香港学習塾 epis Education Centre

わかば深圳教室 教室長ブログ

教室長末木千尋

2011年12月に香港へ赴任。旧九龍教室、わかば深圳教室とで合計6年間勤務をし、2017年から再び深圳へ。きめ細やかなサポートには定評があり、時間が経つのも忘れついつい話し込んでしまうことも。本気で立ち向かう生徒の守護神として頼れるアネゴ的存在であるスエキチ先生は、衣食住どれをとっても刺激の絶えないここ深圳での生活がお気に入り。暑さには弱いが辛さには強い。好物は山椒のたっぷり入った激辛料理全般だとか。

今日の算数の授業より「一刀切り」

今日は6年生算数の授業では、前回学習した線対称の発展学習として
「一刀切り」に挑戦してみました。

一刀切りは、紙を何度か折り、ハサミで一回だけまっすぐに切ることで
様々な図形を作るものです。

「1回だけしか切ってはいけない」という条件があるため、折り方に工夫
を凝らさないと思い通りの図形を切り出すことができません。



上の写真のように折って、点線で切れば、トップの写真のような
正六角形のできあがり!

実際にやってみると、正三角形を切り抜くだけでもなかなか難し
かったですね。

今日は、正方形、正三角形、正六角形まで挑戦しました。
機会があれば、さらに複雑な図形にも挑戦してみましょう!



2015年度入学式式辞


いよいよ新学期の授業のスタートです!
みなさん春休みでリフレッシュして来ているようですね。
ここからまた1年頑張っていきましょう!

学校では新年度のスタートということで、入学式の様子が報道されています。その中でもちまたで話題になっているのが、信州大学、東京大学の各学長の入学式の式辞です。

特に信州大学の学長の式辞では、「スマホやめるか、大学やめるか」という、いかにもマスコミに叩かれそうな内容があったため、誤解を招いていますが、極端な言い回しにとらわれるのではなく、本質的な部分を理解できないのは受け取り側に問題があると思います。

以下は、その信州大学山沢学長が学生たちに期待する心がけです。

 一、学び続けること。新しい経験が得られて、時間感覚がゆっくりとなる。
 二、新しい場所を訪ねる。定期的に新しい環境に脳をさらす。
 三、新しい人に会う。他人とのコミュニケーションは脳を刺激する。
 四、新しいことを始める。新しい活動への挑戦。
 五、感動を多くする。

社会人である私にとっても、非常に重要な5つの心がけだと思います。学ぶことの多い式辞だったと思いますので、信州大学、東京大学のそれぞれの入学式式辞を読んでみられてはどうでしょうか。

この5つ心がけのように、episの生徒たちも 、勉強でもスポーツでも自分自身を高めるために、新しいことにどんどん挑戦していってください!そのためにできることであれば、何でもお手伝いします。

さて、今回おまけにブログトップに掲載した写真はある植物の花です。
これが何の花かわかる人はそうはいないと思います。

これは、深圳特産のライチの花です。
ライチの花は花びらがなく、一見花がさいているとは思えないものです。


深圳の公園にはいたるところにライチの木が植えてあります。おかげでこのような珍しい花をみることもできます。
右の写真ではライチの花が枯れかけています→

ですが、この小さな花びらも持たない花に気づく人はそう多くないと思います。信州・東京大学の学長の言葉にあるように、この小さな花に目をやれるかどうかは、その人の心のゆとりにも関係していると思います。

あくせくと目先の課題をこなすだけの日々にならないよう、目の前にある自然にも目を向ける余裕を持てれば、今の自分に何が必要なのか、自分がおかれている状況を省みることができる大切な時間を過ごすことができると思います。

時間の無駄だなどと思わずに、じっくりと自然と向き合う時間もとってみてください。自然を見ることで、自分自信と向き合えるかもしれませんよ。


アメリカのアップル


昨日、アメリカのアップルを買いました。
アメリカのアップルといってもiPhoneやiPadのことではなく、本当のリンゴのことですが。

私は「アップル」と聞くと、果物の「リンゴ」のことではなく、ITの端末を連想してしまい
ます。これが時代の流れというものなのでしょうか。それとも、そう思うのは私だけ?

アメリカの開拓時代の食料としてリンゴを広めたジョニー・アップルシードも「アップル」の
言葉の持つ意味がコンピュータに関わることになるとは想像だにしなかったことでしょう。

それはさておき、写真を見てみてください。
ごく普通のリンゴの断面です。
が、ヘタとは反対側の部分をよく見てみると、枯れた雌蕊(めしべ)がしっかり残っている
ではありませんか!

え!?感動しませんか?

こんなにもしっかりと雌蕊が残っているリンゴを見たことがなかったので驚いて写真を撮って
しまいました。

ついでにもうちょっと観察してみると、「がく」も残っていますね。

ということは!?


雌蕊→がく→果実の順番で並んでいることになります。つまり果実ががくの外側(下側)にできていることになります。

理科で習う典型的な果物は、がくの内側(上側)に果実ができるのですが、リンゴは少し違った実のつき方をすることがわかります。画像は Wikipediaより拝借。

ごくありふれた物でも、観察してみると面白いこともあります。
ぜひご家庭の果物なども食べる前にちょっとだけ観察してみてください!
面白い発見があるかもしれませんよ!


図書室ができました!


わかば深圳教室のある、若葉教育センター内の一室を図書室として改装し、エピスの生徒だけではなく、深圳に住む日本人なら誰でも使える図書室を開室しました。

深圳の子供達はもちろん、大人であっても本を思いっきり読んでいただければという思いから、この図書室の開設に至りました。

図書は帰国されるご家庭や、不要になった図書を寄付いただく形で集めています。
すでに数百冊のご寄付をいただきまいしたが、不要な図書があればぜひご連絡ください。

エピスからは教育関係の雑誌のバックナンバーや日本の学校の資料などを提供して、自由に閲覧していただけるようにしていこうと思います。

ここの図書室が深圳の日本人の憩いの場、文化発信の中心になっていければと思っています。
まだまだ図書が充実していませんが、お気軽にご利用ください。


新中学進学準備Dash講座 表彰式


6年生は10月から2月の5ヶ月間は新中学準備Dash講座ということで、
中学生の国数英の3教科を学習してきました。
毎週のラリーテストや隔月のアチーブメントテストによる熾烈な順位争いがついに終わり、
待ちに待った表彰式を実施しました!

結果は、開校以来2年連続で深セン教室が香港、九龍教室を押さえて1位、2位を独占!
1位の優勝賞品アマゾンの電子書籍リーダーKindle PaperwhiteはK.Y.くんが獲得しました。
これからの読書に勉強にどんどん活用してください!

今年のDash講座は成績もすばらしかったのですが、生徒全員の学習への取り組み方が本当に
よかったと思っています。
中学の勉強を先取りするということだけではなく、中学に入ってからの学習習慣がしっかり
身についたのではないかと思います。
授業の受け方、宿題のやり方、テストに向けた準備、復習など成功体験、失敗体験を両面から
学ぶことができました。

episでは来週から学校より一足早く中学生になります。
Dash講座での経験をバネに中学で活躍することを期待しています!

わかば深セン教室 渡辺